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愛の迷宮の先

◆タイキさん
 >ここ、細かいポイントなんですがアコがオレンジジュース、香がティーというのも注目かなと。
ああ、アコちゃんは食べ物だけ与えておくと何でも付き合ってくれるな〜、と思って香の方まで見ていなかったのですが、細かく分けてるんですねー。
 >飲み物もそうですが井上氏はそういうキャラを形成する付属品なども無視しないのが良いですよね。
ポイントの抑え方が丁寧ですよね。改めて見ると、「恋愛のその先」が盛り込まれていて、しかもその為の仕込みが、人物を形成する要素として前半から細かく散りばめられている、というのはホント脱帽です。
 >そう、ここが凱というキャラが他の二番手キャラ、ライバルキャラと違う所なんですよね。
その方が楽だし、つい格好良いだけに描いてしまいがちな所を、あくまで駄目な部分は部分として貫き続けているのが凄いですよね。そこからまた、凱の魅力を引き出している所も、大切に作られたキャラクターだな、と。
 >どうしても竜や凱の視点ばかりで見てしまいがちですが、こう考えていくと香のドラマとしても実によく出来てますね。
今回やっと、どうして香がヒロインでなくてはいけなかったのか? がわかった気がして、スッキリしました。劇的にはどうしても後半マリアの陰に隠れてしまいますけど、むしろそういう配置なのだなーとか。
 >これは同時に「恋愛と結婚の違い」も浮き彫りにしていますよね。
確かに、良くも悪くもそこまで描いてしまっているんですね(笑) そこで凱が、小器用なようで実は不器用、というのも絶妙な配置ですねぇ。