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まとめて消化

お薦めいただいていた名探偵コナンの扇澤延男脚本で老人探偵団と少年探偵団が激突するよエピソードを視聴。
気にしてはいけない所なのでしょうが、どうしてコナン少年(工藤新一)は、小学生にわざわざ人間の暗黒面を見せるのか。自分が殺伐とした人生を送りすぎて、もはやマヒしているのか。
あの子供達、成長するにつれて確実に心を病んで人生を踏み外すと思うのですが。
『コナン』慣れしていないので、どうしてもそういう所が気になってしまいました(^^;
にしても、被害者が外道にしても、犯人の完全犯罪を目指す為に手段を選ばず周囲を巻き込む計画性はなかなか酷く、そのキャラクターがコナンに対比されているとか、それとなく悪辣。
血界戦線第5話。今回は面白かった。……これ、“劇中の走行時間”と“面白さ”が比例しているのか(笑)
基本的に、物語も演出も走っている(絵が動いている、と同義ではない)と面白くて、4話同様、監督自らコンテ切っている事を合わせると、転がし転がし、していく方が得意なタイプの演出なのかなー。
例えば今回も、動画節約で遠景でちょこまか動くみたいなシーンは小刻みに入っているのですが、エピソード通して全体の疾走感が保たれているので、合間合間にそういうシーンが入っても、テンポの緩急の範囲に収まっていて、妙に作った“間”にならずに済んでいます。
で勿論、“間”の取り方が巧いタイプの演出家も居るのですが、3−4話と見る限り、あまり“間”で構成するタイプでは無いようで(私の好みの部分もありますが)、こういった話の方が面白い。
原作ありなので、アニメにアレンジする際の向き不向きもあるでしょうが、今回は話の内容の面白さというよりは、走り続ける事で生じている面白さなのですが、こういったスラップスティック系のノリが得意なのかなぁ。
……とか書いていたら、6話は走らないけど悪くない出来でした。スタンダードなエピソードなのですけど、作品全体の奥行きも広がって、いいチョイスだったと思います。話の好みだけを言えば、最後はすれ違うだけに留めておく方が好きですけど。ジャックの包み紙が効いたから、これでいいか。
『俺物語』、5話まで視聴。2話が間延びした以外は、順調に面白い。砂川姉は前振りがあったので、出てくるならそういう立ち位置かなと思った所にどんぴしゃでしたが、主人公の男ぶりをうまく上げてくれて良かったです。あと次回、砂川姉がいい女を見せてくれるといいなぁ。にしても、砂川家は母親が大原さやかで、姉が井上喜久子って、キャスティングの時空が逆になっているような……あ、17歳なのですね、失礼いたしました。