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『百獣戦隊ガオレンジャー』感想5

◆Quest5「山が動く!!」◆ (監督:坂本太郎 脚本:武上純希
見所は、テトムを助けに飛んできたガオイエローの
「しょぁぁっ!!」
音を入れ間違えたのかと思うぐらい、ヤバイバか戦闘員っぽい叫び(笑)
ガオレンジャーは前回拾った虫食いの巻物の解読を試み、石の中にはガオエレファントの宝珠が入っている事がわかる。テトムによると1000年以上前にもオルグとパワーアニマルの大きな戦いがあり、その時に天空島に帰れなかったアニマルが地上で眠っているのだという。
一方、マトリックスではシュテンがぷるぷるしていた。
「この火傷の痛み、決して忘れぬぞ」
「シュテン様が苛立っておられる!」
「一刻も早く、新しいオルグを見つけガオレンジャーを倒し、ご機嫌を取り戻していただかないと」
シュテン様は、思ったより、器が小さい人だった。
街にタイヤオルグが出現し、小鼻をぴくぴくさせたテトムは、ガオレンジャーを強引にオルグ対策に向かわせると、自らは宝珠を頼りにエレファントの本体を見つけ出そうと単独行動を開始する。
普段落ち着いたテトムの小鼻がぴくぴくする時、その性格が変わるのだ……と、テトムに焦点を合わせるのですが、それほどテトムの性格が描かれていないので「性格変わる」と言われても、どうにも困惑します(^^; 更に、赤と白がテトムの見張りに残され、1人で街に出たテトムが絡んできたチンピラを蹴散らしてドタバタ、とかやっている内に、割と普通に黄・青・黒がタイヤに苦戦して死にかけており、さすがにバランスが悪い。
石の波動を感じたシュテンの指示でオルグ達は矛先を変え、石ごとテトムをさらうタイヤ。合流したガオレンジャーはそれを追い、青、空を泳げる事が判明。黄は飛行、青は空中平泳ぎ、残り3人は四つ足走行、と、それぞれのシンボルアニマルに合わせているというのは、細かい。
5話にして初めての個人武器を用いての集団戦を経て、タイヤの弾力ボディに苦戦する5人だが、赤が熱線銃撃からファイナルモードで撃破。リーダーとしてのクローズアップという事なのでしょうが、赤が一応、戦況を読んで機転を効かせて敵を撃破する、という描写が続きます。
巨大化したタイヤの弾力ボディにガオキングも苦戦するが、テトムの祈りに応えて山の中からガオエレファントが目覚め、百獣武装・ガオキング<ソード&シールド>が発動。ゾウの顔が盾、鼻が剣となり、タイヤの攻撃を弾き返すと、タイヤを見事にずんばらりんするのであった…………て、斬撃無効だったのでは(^^;
ロボ戦において「新装備のゾウで倒す」というのは動かせないので、そこに向けて話を組まないといけない筈なのに、赤がタイヤを倒した手段が「斬撃は無効だけど熱が有効」だった為、物凄いちぐはぐな事に。テトムの事は置いておくにしても、新アイテム入手回としてもなんだか中途半端な出来。
良かった探しをすると、戦闘中にブラックに、
「あんなのが怖くて、横綱の突っ張りは止められないぜ! どすこい!」
という台詞があり、過去の経歴を行動や言動の端々で匂わせる、みたいな描写は、メイン回で一気に明かしてしまうよりも、メンバーの前歴を隠しているという特色を面白く活かせると思うので、今後も出来れば継続してほしい部分です。