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『百獣戦隊ガオレンジャー』感想6

◆Quest6「牛、焦がれる!!」◆ (監督:坂本太郎 脚本:武上純希
サブタイトルが、「牛、焦がされる!!」とか「牛、焼かれる!!」みたいで、なんか酷い。
ビーフ
女性を次々とさらうウェディングドレスオルグを追い、結婚式場に潜入するガオレンジャーの5人。多分、囮作戦を行おうとするくだりがカットされたのだと思うのですが、突然、黒が女装しているという謎の展開。ドレスオルグは花嫁の身に纏うドレスに偽装しており、式場から花嫁をさらうと、更に女装した黒までもさらってしまう。
式場の一室をアジトにして潜んでいたドレスオルグの目的は、女性を次々とさらってフィギュア化して観賞する事。性癖の変態ぶりに加え、紫色のけばけばしい配色に、ドレスの胸部分に顔があり、その上に角が生えているというデザインが秀逸で、ちょっと女っぽい顔デザインなのに、声は野太く江川央生、というアンバランスもはまって印象深い怪人となりました。
ドレスオルグに密かに協力していたのは、ブラックが一目惚れした式場の職員、島田佐織(演じるは『鳥人戦隊ジェットマン』でアコ役の内田さゆり)。島田はドレスオルグの集めた生体エネルギーによって若返る事と引き換えに協力していたのだが、若返りすぎて赤ん坊になってしまう。
その光景に怒りに燃えた黒は四股を踏むと、猛然と張り手を浴びせてオルグを吹き飛ばし、揃ったガオレンジャー、反撃開始。黒は他に島田の事を「金星」と表現するなど、引き続き、相撲にゆかりがあったと思われる言動。
今回は破邪百獣剣で邪気退散すると、ドレスが生命エネルギーを奪うのに使っていたステッキを回収し、ガオキングのテーマ曲をバックにしたロボ戦では、特に苦戦する事なくゾウで両断。
早め(Bパート7分目程度)に怪人を倒すと、ステッキを使って人々を元に戻すシーンが入るという構成で、3話同様、状態異常からの回復手段、を意識したのが窺えます。島田を若返らせるのに(そして元に戻すのに)消費した分、微妙にエネルギーが足りないような気がしたのですけど、攫われた人々は皆無事に戻ったので、大したエネルギー量では無かったのか、全員がちょっとずつ風邪をひきやすくなったり胃弱になっているのか、オルグのみぞ知る。
「ドレスオルグに協力したのは、島田さん、あなたですね」
その後、更に後始末シーンが続き、4人が島田を責め、島田に恋する黒が土下座してフォローするのですが……えー……「はい、そうです」とか言われたら、どうするつもりだったのかガオレンジャーオルグの協力者には、天誅とかしてしまうのか。
ガオレンジャー天誅しても問題ですし、一方で島田のやっていた事はかなり悪質ですし、踏まなくてもいい地雷を盛大に踏んでしまった感じに。
鳥人戦隊ジェットマン』から10年後の内田さゆりさんをゲストに迎えたという事で、もう少し登場シーンをという事になったのかもしれませんが、戦士として自分達の過去さえ消しているガオレンジャーとしてはオルグが片付いたら黙って姿を消す方が後腐れがないですし、作風として面倒くさい部分はスルーした方が良かったと思うのですが、二重に困ったシーンになってしまいました(^^;
それとも、4人が島田を責める→黒が島田をかばう→島田さんのときめきゲージが上がる筈! という、計画的犯行だったのか。……それはそれで、本名も名乗れず日本各地を飛び回る戦士の恋愛を仲間が応援しても良いのか、という別の問題が生じるわけですが(^^;
仲間の支援射撃とは知るよしもなく、黒は真っ直ぐな気持ちで島田の美しさは心にある、と褒め称え、その言葉に自分に自信を失った事から悪鬼の誘惑に乗ってしまった事を反省した島田は、今の自分を受け入れ、恋人と結婚する事を決めるのだった……で、黒が見事に玉砕してエンド。
次回、更なるパワーアニマル登場の予感……というか、5話はやはり白回の扱いなのか。成り行きでエレファントの飼い主になっただけで、なんだか不憫だ、白。