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はじめての『プリキュア』感想12

◆『GO!プリンセスプリキュア』#17◆
見所?は、
「私もきららの家に連れてけよ! 友達だろ?! ていうか空気読んで電話してこいよ?! それとも結局、私の扱いってそれぐらいなわけ?!」
と、はるかに迫る眼鏡っ娘
存在のアピールが悪い方向に行ってしまって、これはあまり良くないやり取りだったと思います。
後、その辺りの街中ならまだともかく、モデルショーの会場で避難誘導をするのはさすがに無理があり、別に今回、出さなくても良かったよーな。
待望のボアンヌコレクションが翌日に迫り、はるかとみなみを連れて会場の下見に向かったきららは、そこで母ステラと出会い、はるか達と獣たちを紹介。
「みんな、あたしの友達」
「友達……? きららの友達?!」
母、戦慄。
これ以上深く突っ込まれないけど(今作のいい所)、やはり、きららには友達が少ないという確信が深まっていきます(笑)
ショーに対して余裕を見せていたきららだが、改めて母と共演するという事実に緊張し、そんな娘の姿にステラは一計を案じて3人の外泊許可を取り付けて家へと泊まらせる。
白金さんに直接電話して外泊許可を取るステラさん凄いという意図のシーンだったのでしょうが、ノーブル学園ホント緩いな、となってしまうのが困り物(^^; この辺り、寮設定が全く巧く積み上げられていないのは、勿体ない。
「あたし下町育ちだから、こういうとこが落ち着くのよ」と、地元商店街で夕飯の食材を買い求めるステラだが、住んでいるのは見るからに超高級マンションだし、夕食はすきやきだし、庶民派アピールは必要あったのか。
また、きららの父親は世界的に活躍する超有名俳優と判明。モデル母娘の父はいっけん冴えない中年、とかでも面白かった気はしたのですが、それは男の視点で、セレブな家庭はひたすらセレブ設定の方が、女児にはウケるのかなぁ(笑)
いよいよショー当日、前夜の母親の空気を読まない振る舞いに苛立っていたきららだが、はるかとみなみに愚痴をぶつける事で力が抜け、自然体を取り戻す。だがその会場にティーンズファッション誌片手に現れるシャットとトワイライト。
「もう始まったの?」「あの子モデル?」「まるでプリンセスみたい」
観客の声を耳ざとく聞きつけて明らかに喜んだ微笑になり
「みたいではないわ。私は真のプリンセス」
と返してしまうトワイライト様は、薄々思っていたけど、結構転がしやすい人なのではなかろうか。
「きゃー! トワイライト様ー!」「素敵ー!」「プリンセス!」「プリンセス!」「プリンセス!」とか持ち上げると、東京ドームでコンサートぐらいやってくれそう。
それはさておき、シャットの狙いはステラをゼツボーグの素体とする事であり、
「きららと一緒に、同じステージに立ちたい!」
という母の素朴な夢を知るきららだが、その前に2体のモデルゼツボーグが迫る。
「強い夢ほど、絶望も深い。さすがプリキュアの親という所かしら」
「ママ……やっぱりそうだったんだ……昨日のあれは、無駄に気負った、あたしの力を抜こうとして……。――待っててママ! 今度はあたしが、ママを助ける! みんな、行くよ!!」
母の真意を知り奮戦するトゥインクルだが、強力なモデルゼツボーグはプリキュア達を追い詰める。
「ふふっ、母親の夢から生まれた絶望に倒されるがいいわ」
「冗談。あたしが負ける筈ないじゃない! ……だって、知っちゃったもん。ママの夢が、あたしと共演する事だって。あたし、ずっと夢見てた……ママみたいなモデルになりたい。ママと同じステージに立ちたい、って。だから、こんなとこで、負けてる場合じゃない。あんな達なんかパパッと倒して――あたしとママ、一緒に夢を叶えるの!」
きららは力を振り絞ってゼツボーグを弾き飛ばし、その叫びに応えて、何故か、ステラの中から新たなドレスアップキー――シューティングスターキー――が現れる!
「きららとステラ、2人の絆に引き寄せられたんだロマ」
ラクルドレスアップキーの扱いは、実に適当(笑)
「ママとあたしを結ぶ、夢のキー!」
この台詞で誤魔化しましたが。
シューティングスターキー(長い)を入手したトゥインクルは、流星落としの範囲攻撃を取得。ゼツボーグがひるんだ所を合体技でごきげんようし、トワイライト達は撤退。ショーは再開し、きららは母と無事に共演。楽屋でステラの夢がかなった事について触れるきららだが、母はすぐに笑顔を浮かべる。
「でもまだまだ、私には次の夢があるから」
「え? なに?」
「きららと2人で、トップモデルになる事!」
「あはっ。OK、わかった! 待ってって。すぐに叶えてあげる!」
と、笑顔を浮かべ合う、男前の母娘(笑) 父親(夫)が、高倉、じゃなかった、高天原ケンなら男前一家で仕方ない。
さて、2クール目に入って、プリキュア3人の家族が改めてエピソードゲストとして登場。それぞれの、プリキュア−夢−家族、の関係を描く物語が展開しましたが、

はるか:「家族に応援される夢」
きらら:「家族と重なる夢」

と描かれているのに対し、前回が惨憺たる出来だったみなみ様だけ、やはり見事にぼやけてしまいました(^^; 物語のテーマに対して少しずつ異なる三者三様のスタンスを描き、それが時に交わったり離れたりしながら全体像を織りなしていくという今作の構造からすると、みなみ−夢−家族の関係が描かれてしかるべき筈だったのですが、この失点は痛い。
今回は一応、新キー入手と「夢」を繋げましたが、前回はそこもしっちゃかめっちゃかでしたし。
作品の核となる部分だけに、何とかリカバリーして欲しいところです。
――次回、遂に開かれる禁断の扉。
「絵本のヒミツ! プリンセスってなぁに?」
しかもなんか、作者の設定が怪しげだ!