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銃器、猟奇、そしてヒーロー

◇『ヨルムンガンド』19−20話
19話は、これまでもそこはかとなくヤバい雰囲気を漂わせていたワイリさんがとにかくヤバいワイリ無双回。
まさかの……ヨナが引いた!
ワイリの前身がデルタフォースというのは既に言及されていましたが、レーム、そして既に死が語られているエコーもデルタフォース出身であったと判明。断片的に語られるレームの過去のピースもだいぶ揃ってきました。まあレームは、デルタフォースから転職する顛末は語られても語られなくてもいいかな、という感じ。
食えないゲストキャラに、『マッドマックス』?な連中を殲滅するカタルシスも加わり、面白かったです。
少しずつ描かれたキャラエピソードも巡り、20話からはいよいよ最終章。
ココとドクター・マイアミの過去の約束が描かれ、いよいよ計画――ヨルムンガンド――の実行が近づく中、これまで登場したキャラクター達が次々登場。世界中でショートエピソードをテンポ良く積み重ねてきた流れが一つに集約される、という物語の構成がばちっと決まり、盛り上がって参りました。
スケアクロウは初登場の時は本当に嫌な奴だったのに、物凄い勢いで面白キャラになったなぁ……(笑)
キャスパーはHCLIの海運力と、衛星システムを連動させた、軍事用ロジスティックサポートのパッケージを発表するが、全く別の所で動くココの狙いとはいったい何なのか――。


「僕は、武器商人と旅をした。
今思えば、僕はココを何一つ理解できていなかった。
いつも限りなく近くに居るのに、全く手が届かない。
それが、ココ・ヘクマテアルという人だった」

ラストにいつものヨナの……からその続きを入れるというのもはまって、終幕スタート。
うっすらと予想できるものはありますが、どう畳んでくるか、楽しみです。


◇『乱歩奇譚』1話
「日常に退屈しているちょっと虚無的な少年」が「猟奇殺人事件を高度な謎解きゲームと喜ぶ天才少年探偵(わけあり)」と出会い、真相の究明に向けて「ゲームスタート」……て、道具立てが如何にもすぎてクラクラしてきますが、そこでクラクラしてしまう人向けの作品でないのだろうなぁ(^^; もう少し、演出が面白ければまた違うのですが。
前後編なので一応、解決編の2話は見てみようと思いますが、今の所本命のメガネくんが真犯人だったら、うん、まあもういいか……となりそうな予感が濃厚。
にしても、アバンタイトル〜OPの入りが、『ペルソナ』過ぎるのですが、岸監督はどれだけ『ペルソナ』好きなのか。
−−−−−
先の話ですが、10月放送開始予定で、気になるアニメが1本。
〔『コンクリート・レボルティオ』公式〕
くしくも最近『ワイルド・カード』の1巻を読み終えたばかりの所で、その『ワイルド・カード』に構想の影響を受けたと公言する、日本版架空ヒーロー史。
會川昇のヒーローテーマ作品という事でも、楽しみ。