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恐怖の人間爆弾

ブレイブリーデフォルト』、ようやく第8章終盤。現在辿り着いた最強フォーメーションが<人間爆弾作戦>なのですが、本当にこれでいいのか。
突然だが説明しよう。
<人間爆弾作戦>とは……《道連れ》(戦闘不能時に敵全体に大ダメージ)+《天衣無縫》(何も装備しないと攻撃力2倍)+《アンデッド化》(戦闘不能になった場合、ターンの最後に50%の確率で蘇生)を揃えたリングアベルが毎ターンのように(結果的に)爆死しては敵全体に9999ダメージを与え、《アンデッド化》ないしアニエスの《自動フェニックス》(戦闘不能の仲間が居た場合、追加行動で蘇生アイテムを使用)で復活してはまた(必然的に)爆死するという、風の巫女様の考案した、対エタルニア公国最終作戦である!
なお敵のフォーメーション次第では、道士が《神秘》(属性攻撃無効)をかけた上で、ティズとリングアベルが《暗黒星雲(敵味方まとめて闇属性で通常の4倍ダメージ)を連発して(倒れたら勿論《道連れ》発動)戦場全域を闇で灼き尽くす<暗黒ナパーム作戦>もあるぞ! 全ては勝利の為だ!!
システム的にはまあ楽しんでいるのですが、後半ちょっと色々やりすぎで、とんだ修羅の巷に。
このゲーム、後半、メインシナリオを進めるだけなら実に味気なくさくさく進めるのですが、その周囲に、やや難度の上がるサブシナリオが幾つか用意されております。シナリオ、というか、チャレンジバトルみたいな。
元々ボス戦の戦術性が高いゲームなのですが、後半に行けば行くほどバトルの難易度が上がり、その戦闘自体が一個のゲーム、みたいな作りに。長いものだと、一つのバトルに1時間近くかかったものもありました(^^;
やらなくても物語が進められるので難易度は高めだけど、やらないと色々な背景がわからない、といういやらしい設計なのですが、その上で、メインシナリオだけを進めた場合と、サブも全てこなしている場合のシナリオの整合性を取るのが途中で放棄されてしまっており、物語の方は何かもう、わけのわからない事に。
……いやもう、サブシナリオの方は完全に、おまけとして捉えるべきなのかもしれませんが。
ただ、メインシナリオだけで進めたと考えると非常に味気なく、どうも色々、発想先行というかバランスの取れていないゲーム(^^;
面白くない事はないのですけど。