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『百獣戦隊ガオレンジャー』感想20

◆Quest26「狼鬼、ふたたび」◆ (監督:竹本昇 脚本:赤星政尚)
今作もしかして、80年代戦隊の尺だったら面白いのではないか、と思う今日この頃。間違いなく意識してやってはいるのでしょうが、シンプルにしすぎて、内容に対して尺が長いのだよなぁ……。で、その尺を埋める為のギャグシーンがどうも面白くない、という悪循環。
まあこの辺り、時期的に《仮面ライダー》との差別化などの事情もあったのかなとは思う所ですが。
ビリヤードバーでマスターに改めてビリヤードのルールを教わっていた麿は、風に呼ばれて、復活したロウキと出会う。実は、麿が闇狼の面から解放されたのと同様に、闇狼の面とそこに宿っていた邪気も、シロガネという人間の体から解放されていたのであった。魔獣に邪気を供給しなくてよくなったフルパワーのロウキはシルバーを追い詰め、咄嗟にトドメの一撃からかばったホワイトとシルバーは水落ち。
ロウキ時代初期のホワイトの治療ネタが持ち出され、麿の心の隙間に忍び込もうとする白だが、麿は白の治療を拒否し、変身するとウルフバイクに乗って走り去ってしまう。
「どうして……?」
ヒロイン力が足りないのだと思います!
ロウキが白を助けたエピソードは拾わないよりは拾った方がいいのですが、やはり拾うなら、ロウキの正体が判明する前に持ち出すべきだったよーな。治療に使った薬草から、今の時代にはない筈の物=シロガネと繋がったようですが、これ自体がそもそも、ロウキが過去のガオの戦士であった、という伏線に使うつもりだったのではないのか。
シルバーはロウキにバイクで特攻し、大爆発。ロウキの肉体は崩壊するがツエツエとヤバイバが面を奪って逃走し、それを追った麿は、その夜、再び復活したロウキの襲撃を受ける。またも窮地に陥ったシルバーを助けて再起動したウルフバイクが単独で突撃。
「乗りな」みたいに顔を向けるバイクが超イケメン(笑)
今回一番格好いいのは、ここの、バイク!
銀「……お前達! 俺に命を預けられるか」
赤「ああ。ガオの戦士は、千年前も、今も6人だぜ!」
白「シルバー……!」
銀「勘違いするな。ガオウルフの頼みを聞き入れるだけだ。それに、今度傷を負われても、俺にはもうあの薬草はない」
野宿だと、HP全快しないからね……!
白「あたし達6人で闘えば、傷なんて負うわけないじゃない!」
6人揃ったガオレンジャーは猛然とロウキに襲いかかり、赤の1人破邪百獣剣から、銀がブレイクショットで大ダメージを与えると、ロウキは自ら巨大化。巨大ロウキはアルマジロシュートを跳ね返してキングとハンターを追い込むが、銀がマスターに教わったマッセを利用し、高速スピンアルマジロショットによる反撃で、角を折る。そこから邪気が漏れて弱った所にトドメのノコギリ突きを叩き込み、今度こそ闇狼の面は砕け散るのであった。
……アルマジロは最初こそ声があって少し特別扱いだったのに、最近は黙って蹴られたり突かれたり打たれたりするだけで、その内脱走しそう。
闇狼の面を砕いた事で千年の邪気が晴れ、とうとうシルバーがパワーアニマル教団に再入信しようかというその時、不吉な風と共にウラがその姿を見せる。邪気を集めてロウキの肉体を復活させたのはウラであり、ウラは未だ存在する千年の邪気を用いてシルバーへの復讐を宣言するのであった……。
あまりに酷い退場劇と思われたウラが復活……ですが、そもそも面白みが薄いキャラクターだったので、引っ張られてもそれはそれで盛り上がりません(^^; 追加戦士の正式加入を引っ張る展開があまり好きではないので(第三勢力的なポジションがしっかりしていれば別ですが)、そろそろ麿には恥ずかしい過去とか大きな声では言えない趣味をカミングアウトして、覚悟を決めていただきたい。
最近地味になっていた白のヒロイン力を上げに来たのは良かったと思います。……今もって、一番ヒロイン力が高いのはムラサキですが! むしろ前回の回想に登場して上げに来ている上に、役者さんが二役で済むので油断できない。