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『手裏剣戦隊ニンニンジャー』感想・第31話

◆忍びの31「ニンジャ逃走中!」◆ (監督:中澤祥次郎 脚本:下山健人)
ニンジャ対決が始まって以来、そもそも“十六夜流”って何? という疑問がありましたが、今回、九衛門が召喚したニンジャに「今日から君は十六夜流忍者ってことでよろしく☆」と名乗らせていたという、悲しい現実が判明。
そんな十六夜流の新たな刺客、ハードボイルド系ニンジャ・ムジナが訓練中だった凪と霞に襲いかかり、凪をかばった霞が忍法“いいとこ取り”の術により霞の長所――知性と分析能力を奪われ、アホの子になってしまう。スキンケアの旅から帰還した奥方の命令により、“いいとこ”を賭けた鬼ごっこ勝負が始まるが、ムジナにいいように翻弄され、次々と長所を奪われてしまう八雲と天晴。
「八雲くんのいいところって、魔法だけだったんですねぇ」
助けてマミー。
残り3人が機転を利かせ、霞のいい所を取り戻す事に成功するが、戦闘中にそれが天晴の中に入ってしまい、知性を得る天晴。代わりにキンジが捕まってしまい、天晴@脳細胞がトップギアだぜ、凪、風花は一時撤退して戦況を立て直す事に。
ネタとしては、アホの子になった霞・魔法を使えなくなった八雲・テンションの低い天晴・日本語を喋れなくなったキンジ、よりも、千点頭脳を得た天晴の方が面白いのですが、天晴は台詞の文字数が増えると滑舌の悪さがより目立ってしまう事が判明し、叫ばせておくのが無難、というまたも悲しい現実に直面。
そして、キンジの長所は、「変な日本語を喋れるだけ」だったという、残酷すぎる現実。
割と本気で、スタッフがキンジをどうすればいいのか、わからなくなってきていませんか。
長所を失ったメンバーの描写があまり面白くない(特に霞のアホの子演技は少々やりすぎで、笑えるというよりは見ていて引いてしまう感じに)というのは二段構えのネタの布石だったと見るにしても、天晴の人格改造は野球回で既に一度やっており、出来れば他の組み合わせで広がりを見せて欲しかった所です。
人格交換ネタの変則パターンと、ドタバタアクションの融合をはかったようにも見えますが、どうも中途半端になって、どちらの面白さも減じてしまった感。
天晴@灰色の脳細胞、凪、風花の3人は、霞のアドバイスを思い出した凪の発案で、上級忍術の応用で見事にムジナを化かすと、捕まったメンバーの長所を取り戻す事に成功。デザインに分福茶釜が盛り込まれているムジナですが、カチカチ山を絡めた反撃は、モチーフを活かして良かったです。ムジナがそもそも、妖怪に近いので前半ノリで話を転がせた、というのがあるのでしょうが。
黄と赤の合体攻撃でずんばらりんしたムジナは、巨大化後も、シュリケンジンハオーで瞬殺。だが……隼、犀、蟻、狢、4つのニンジャ手裏剣を得た九衛門は、自らのオトモ忍を起動する――その名を、カラクリキュウビ! ニンニンジャーの巨大ロボの攻撃を覚えたニンジャ手裏剣を装備した九尾は、対シュリケンジンの抗体結界を張り巡らし、あらゆる攻撃を無効化。シュリケンジンらを圧倒し、そしてライオンハオーも爆炎に沈む……!
ニンニンジャー完敗で次回へ続く、なのですが、既に予告で新ロボが暴れまくっているので、むしろ風前の灯火な九衛門の明日はどっちだ?! この流れだと、夏休み明けの大幅新展開のようで実は新ロボの踏み台でした、という事になりそうですが、むしろそこから次の展開へどう転がしていくのかに、興味。