はてなダイアリーのサービス終了にともなう、旧「ものかきの繰り言」の記事保管用ブログ。また、旧ダイアリー記事にアクセスされた場合、こちらにリダイレクトされています。旧ダイアリーからインポートしたそのままの状態の為、過去記事は読みやすいように徐々に手直し予定。
 現在活動中のブログはこちら→ 〔ものかきの繰り言2023〕
 特撮作品の感想は、順次こちらにHTML形式でまとめています→ 〔特撮感想まとめ部屋〕 (※移転しました)

正義のために

◆ナシナさん
 >ガンギブソンとの友情を強調し、正直展開自体は熱かったです。
表向き格好いい話としてきちっと作りつつ、そもそもJPさん、法律を守る守らないの葛藤がゼロに近いよね……という辺りが実に扇澤脚本だなぁと思います(笑)
 >逆に「俺たちの戦いは孤独だ」という台詞から、たとえ社会を敵に回しても、正義と信念を貫く覚悟を持ってたことが改めて伺えるのですが。
人質展開に対するエクスキューズでもありますが、前半の謎のキルマシーン要素を組みつつ、あくまで社会の闇に潜伏するヒーロー路線を重視した、というのは今作一つ貫いた所ですね。企画回で若干ぶれたりはしましたが(^^;
 >捕まえるのに失敗したとしても、社会からの信用を失い、それを利用した作戦を展開できるのでは、と。
かおる辺りが「ジャンパーソンを信用しない社会が悪いのよ!」とかヒートアップして、テロが過激化しそうな予感も……(笑)
 >より多くのロボットが報われてほしいという、せめてもののロボットの権利だと考えているかと。
人間に愛されたロボットは黙って死ね、というJPさんの理屈の裏に、ロボットが満足して死ねるように愛してやってほしい、という気持ちは少しずつ生まれている、というのは流れとしてありそうですね。
 >最後に「国家権力を敵に回して平気なのか」という台詞、悪役サイドの言うことじゃないですね。
あまりのショックに自分たちの本分を忘れてしまうジョージ、は何度見ても素晴らしい名シーンだと思います(笑)
 >1話で問題が解決するので、展開が早すぎて話が入ってこないし、ゲストの印象が薄いので、何も残らない、先を急ぎ過ぎです。
1話完結構造は部分的には賛成なのですけど、さすがにギミックとゲストを同時に見せるのに無理がありすぎて、虻蜂取らずになってしまっていますね(^^; 合わせて、間に挟み込む設定も飲み込んでいる暇がなくて話と繋がってくれないという悪循環で。
 >アイテムを売り出したいのなら、物語も含めてもっとじっくり見せて記憶に残るようにした方がいいと思うのですが、諸々の事情で難しいのでしょうか?
こればっかりはいずれ厳然と数字がでてきますが、どうなのでしょうね……劇中でしっかり盛り上げてこそ玩具も売れる、と思いたい所ではありますが(^^; ベルトとセットで細かいアイテムを買って欲しい路線だと、どうしても最初に数を見せて、となってしまうのでしょうけど。
 >ゲストキャラや眼魔サイドとは逆に主人公周辺が騒がしすぎです。そのせいか主人公のタケルが一番キャラが薄く見えます。
タケルはもう少し、「生き返りたい」という個人的な動機を強調すれば良いと思うのですが、それが足りないので凄く劇の都合による優等生になってしまっていますね。そして両サイドの思うがままに生きている二人に存在感を食われるという……。
 >アカリもヒロインでタケルの幼馴染&得意のサイエンスでサポートできるというポジションなのに、キャラ作りが杜撰でちょっと勿体ないです。
タケル達と違う科学の視点から思わぬアドバイスを与える……とか期待していたら全くそんな事がなく、全体的にちょっと工夫が無い感じですよねー。手間の必要な事を露骨に避けているというか。
 >鎧武から再び仮面ライダーを見る機会ができたのですが、その頃からギャグ演出がくどくて、個人的に馴染めません。
石田監督とか諸田監督が割と過剰なギャグを好むのが全体的に影響しているのですかねぇ……(^^;
 >魂を浄化させているという抽象的な表現ということでいいのでしょうか?
そんな感じのつもりなのでしょうが、ホント、描写が足りてないので、一つ一つの設定が見ていて入ってこないですよね……。
◆wayさん
 >『ゴースト』は仙人役の竹中直人とそういうところで力発揮できそうな逸材がいるのに、もったいない気もします。
ユルセン辺りに、予告で愛嬌つけるのも一つの手ですよねー。その辺りまで遊んでいる余裕が無いのか(^^;
 >『ギャバン』(政宗一成)や『ジャンパーソン』(ボンバー森尾)みたいな、弾けた予告も見たくなる時がたまにあったり。
色々見てくると、メタルヒーローシリーズって、予告の面白いシリーズだったのだろうか、という気がしてきました(予告詐欺含め)。
 >次回どころか今回の話に関連した内容を登場人物が話してるだけの『鉄血のオルフェンズ』とか、逆に清々しいですけど(笑)
あれもはや、プレゼントのお知らせコーナーですからね……(笑)
 >そんな中で34話の一人原画と作画監督やってる青山さんは、やっぱりバケモノ染みてますが(笑)
経験値のある方という事でか、芯の部分の表情の付け方とか外さない分、下手な回より一人原画の方がいい時があるのがまた凄いですね(笑)
 >メンバー全員揃わないと発動できない最強技の時点で「さっさと倒して間に合わせる」は不可能なことが確定してしまっていて
3人で倒して、はるかのコンテストとクライマックスを合わせるのは許されるのだろうか……と思っていたら結局コバックしないと駄目だったので、いちいちアクシデントの意味が薄くなってしまいましたね(^^;