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2015年・心に残った名台詞

今年は前半は『Gのレコンギスタ』、年間通しては要所要所で台詞に集約する構造にこだわりの見える『GO!プリンセスプリキュア』、後半は『コンクリート・レボルティオ』、とアニメジャンルで台詞が印象深い作品が多く、脳内でその3強がぶつかりあった結果、大賞は
「ベルリと友達になって下さい」
マニィ・アンバサダ/『Gのレコンギスタ』)
で。『Gレコ』で好きな台詞は山ほどあるのですけど、一番好きなのは実はこれかもしれないな、と。
ビーナス・グロゥブまで行って帰ってきて、多陣営がますます入り乱れるクライマックスで、ベルリ達とは別に、マニィという少女が惚れた男の為に辿り着いた答は、直後にあっさり否定されるように、浅はかで幼いものかもしれないけれど、そこに劇構造として“旅”を踏まえていたからこそ、とても大切な事として描かれていたように思います。
しかしそんな、ややこしい状況の中で出てきたシンプルな願いを、ライバルキャラの恋人の口からぽんと言わせただけで、別に物語の中の正解にするわけでも何でもない、というのが、今作の面倒くさい所なのですが。
なにしろ「それは駄目だ」と言われた次の回にはMS戦しながら、

「ベルリ……お願いだからルインの為に負けてやって」
「ベルリ、マニィの為にやられてやってくれ!」

と来るのが最高です(笑)
トドメは印象深い大気圏突入でマスクがルインとしてマニィと心を確かめ合った後、それはそれとして、
「よし、一撃で仕留めてみせる。それが友人であった者への礼儀だと思っている」
飛び級生は許さない!
凄く、『Gレコ』です(笑)
では、やはりその答は否定されてしまう浅はかな感傷なのかというと、主人公の
「縛ったんじゃなくて、繋がっているんです!」
という台詞に最終回で持ってくるのを、意識的にやっているのが、また『Gレコ』。
刺激的な作品でした。
大賞は逃しましたが、作品賞として『コンクリート・レボルティオ』から幾つか。今作も色々ありますが1〜12話で一番好きな台詞は、
−−−
「クロード、どこの組織の怪人だ」
「柴来人刑事。私は超人だ」
「みんなそう言うんだよぉ。僕が逮捕する!」 (柴来人)
−−−
です(笑)
そう、みんなそう言うんだ!
まともな名台詞としては、
「わっかんないの? あの人たちは超人だ。こんなに大勢が笑ってる。誰より凄い力じゃないか」 (風郎太)
が、超人の力と、超人が何の為に力を振るうのか、が鮮やかにかかっていて素晴らしかったです。またこれが「力」を見ているのが主人公で、「何の為」を理解しているのが風郎太の方、というのが絶妙。
予告に力が入っているのが嬉しい作品ですが、特に好きなフレーズはこの2つ。

「こちら、ヒューマンサテライト・アース。あなたからの助けを求める電波を受信。それが心からの求めなら、必ず行くよ」 (アースちゃん)
「今日も君の正義が私の自由を侵す。さあ答えよ! 君の戦う理由を」 (クロード)

13話と、春からの後半戦が楽しみです。出来れば13話のラストには、敢えて次回予告欲しいなー。
作品賞としてもう一つ、『GO!プリンセスプリキュア』から。
「君のお陰で、僕は夢の大切さを思い出せた。――君と出会えたから、僕はディスピアとの戦いにも、耐える事が出来た。……そして今も、闇に染まらず、こうしてここに居られる。はるか、僕と出会ってくれて、ありがとう」
(カナタ王子)
それまで、魔法の道具の授与者であり、都合の良い助言者でしかなかったカナタ王子が、ここで主人公と補完関係になり“物語の中に降りてきた”事で、作品が一跳ねした、という劇構造の上での名台詞。
そしてこれを受けて
「笑おう、スカーレット」 キュアフローラ
で主人公が“化ける”というのは、非常に良いものを見せていただきました。
「嬉しい事、楽しい事、夢とか、希望とか、そういう、あったかい気持ち、みんなでいっぱい作ろうよ。あいつらに何言われても、笑い飛ばせるぐらい……いっっぱい作ろう。一緒に、強くなろう。ね?」 キュアフローラ
番外として、お世話になる家で「うちのあんみつ、どう?」と聞かれて、その感想が
「申し分ないわ」
のトワ様は、最高に格好良かったです。
今年はアニメ中心になりましたが、原因は恐らく、例のヤツが特撮関係のインパクトを大幅に持っていってしまった為です。……というわけで例のヤツ、ゴセイナイト(『天装戦隊語セインじゃー』)には、今年の名台詞・個人賞を贈りたいと思います。

「星を浄める宿命の騎士、ゴセイナイト!」
「地球汚染源発見」
「ここからが、私のターンだ」
「断罪のナイティックパワー――バニッシュ!」
「星を傷つけ汚す輩は、星と私が許さない」

の、登場するや否やのヤバい台詞5連発は、テーマソングの凶悪さと相まって本当に戦慄でした。
また、それまでの展開に割って入るのに便利、「引くな! これからは私の――いや、私達のターンだ!」と応用が利くなど、「ここからは、私のターンだ」は決め台詞として非常に秀逸だったと思います。
それから厳密には台詞ではないのですが、特別賞として今年とても印象に残ったフレーズを一つ。
「日誌 ロールシャッハ 記 1985年10月12日――今夜、ニューヨークでコメディアンが死んだ」
(『ウォッチメン』)
作品内での使い方が、非常に巧かったです。
最後に、動画を見ただけなので番外として、今年最大の瞬間風速は、
プリキュアフォーメーション!」
キュアピーチ/『フレッシュプリキュア!』)
あのポーズも込みで、強烈なインパクトでした(笑)