◆wayさん
＞次の準備で忙しいのでプロットを鈴木康之さんとかの脚本家に渡して第一稿を書かせてから改稿するという話だったそうです。
一応プロットは宮下さんの方で立てて、若手に膨らませる作業をさせていたんですねー。ある意味では、上原→曽田→杉村と来ていた東映のシステムが、９０年代半ばには来るべき限界を迎えていた、という事でしょうか。
＞上層部から「養成所じゃないんだ」と批判されるのも納得の話だとは思います。
『ジャンパーソン』の頃までは、確かに酷い話はあるけどそこまで言うほど壊滅的でも……と思っていたのですが、『ブルースワット』見ると、それはまあ、偉い人怒るよな、という（＾＾；
＞扇澤さんがメインライターをやらなかったのは「メインをやると玩具展開など考える必要が出て好きなように書けなくなるから」
……力あるのに自由すぎますね（笑）
＞『宇宙船』
ご紹介ありがとうございます。２０年後にこういう情報出てくる専門誌は有り難いですねぇ……。
＞やりすぎてちょっと、となることもたまにあるのですが、そういう人たちを軸に社会と向き合わせるというのが好きな人なのかも。
今回はそういった児童向けアニメで培った手法と、『ジュウオウジャー』方向性が上手く合った感じでしたね。
＞『ジュウオウジャー』のデスガリアンは目的がただ「ゲームをする」なので、こういった作戦も自然に組み込んでいけるのは大きな利点だと思います。
失敗しても幹部が個人的にイラッとするだけ、というのは上手く機能してますよねー。
＞あるいは「女好き」扱いを受けるレオが勝手に女子の気持ちを代弁したつもりで大和に色々アドバイス（？）するのか
確かにレオはそういう、張り切って１人で自爆する方向性もありそう（笑） 大和の人間関係が広がるのも期待したいですね。
＞各ライダー・ウルトラマンの必殺技などのデータとかがほとんどで、共演するドラマ部分は互いに会話がありません。
ああ、そういう感じなのですね、ありがとうございます。
＞『ヒーロー戦記』では立花藤兵衛と『ウルトラマン』のムラマツキャップが双子の兄弟というトンデモ設定があったりと、結構自由です（笑）
９０年代のＳＤワールド的なものは、ＳＤワールドの中で完結して好き勝手みたいなイメージが（笑）
◆ナシナさん
＞視聴者に対してシグの立場をより味わえるように、もっと自然に溶け込み、きっちり作りこんで欲しかったです。
この手のネタは、一番最初に視聴者に虚構世界と宣言した上でやるか、本格的に虚構に見えないように作るか、どちらかハッキリした方が良いと思うのですが、中途半端に作って見事にぐだぐだになりましたね……（＾＾；
＞もう少しレジスタンス戦士達に情がわくように、マヤ(仮)ぐらいには、軽くキャラ名をつけても良かった気が。
そこを作り込んでないので、シグが凄い空回りして見えるんですよね（＾＾；
＞あと、これならシグ(スペーススワット)がギルガの弟の仇設定、いらないですね。その辺に関してシグも触れてないし。
お陰でシグ、たくさん殺しすぎてどのエイリアンの事かわからないな、みたいな事に（笑）
＞本物は最後の悪ふざけにさり気なく参加してましたけど、何かいろいろと遅すぎます。
あれは、見ていて難しい顔になってしまいました……（＾＾；
＞根が真面目なのは分かりますけど、あくまで自分の手で成果を上げたいだけで、クイーンに対して忠誠心が残っているのか、
＞クイーンに反旗を翻して、自分がスペースマフィアの最高権力者の座に就きたいのか、方針がぶれているように見えます。
多分プライドが高いので、自分の力を見せつけたい（＆自分が一番偉ければもっといい）のかなと思うのですが、クライマックスへ向かっているというより、最終回まので話数埋めているような感じなのが、困ったものですね（＾＾；
＞ジスプのピエロ役に徹しすぎた様がスベっていて、その変化がブルースワット自体にあまり影響がないところでしょうか。
一番悪いのは見た目と立場を一緒に変えてしまった事で、ザジ／旧ジスプ：実力者で偉そう、ムッシュＪ／新ジスプ：落ちぶれたギャグキャラ、という映像認識になってしまって、ジスプというキャラクターの連続性が途切れてしまった事かなぁと思います。これが、前半偉そうだったザジが終盤ぐぬぬキャラになる、とかだったらもうちょっと面白みになったような。
＞そんな現状なので、ムッシュの全力演技が返って悪い方に働いていると思います。
ジスプの全力に見合った展開のエピソードならまだしも、何故かギャグにされてしまうので、あまりにもあまりですよねぇ……（＾＾；
