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『ウルトラマンオーブ』第3話感想

首都圏で次々と、水道水から凄まじい悪臭が漂うという事件が発生。馴染みの銭湯が臨時休業となってしまい、一番風呂に入れない怒りに燃えたガイは、水源の湖に座り込む水の魔王獣を発見し、戦いを挑む……!
ジャグラーさんには、ガイのほっぺにもすりすりして欲しかったなぁ……!
男女を問わず、背後に立ってほっぺをすりすりするのが趣味とか、変態度が増して凄く良かったと思うんですが(おぃ)
そういう点で最後に、水の魔王獣カードの匂いを嗅いで、ん〜マンダム、というのはとても良かったです。
今回、どうやらガイが、自分一人での変身能力を失っており、先輩の力を借りる事でウルトラマンとして戦えるようになっている事が判明。銭湯での台詞などからも、地球人に擬態した光の国の関係者という事の模様。
とするとガイが、もうひとつ風来坊に“なりきれていない”のは、役者さんの演技力の問題ではなく、地球の映画か他社の特撮番組に影響を受けた姿であり、オーブの本質とは違うというニュアンスが入っているのか。
……いやまあこれ、私が強烈な風来坊キャラを過去に見ている為に、フィルターかかっているのかもしれませんが(^^; 早川とか早川とか城茂とか。
新フォームは、ストレートな演出もあり、素直に格好良かったです。パンチやスライディング時の部分加熱から、必殺ウルトラダイナマイトに繋げる、という展開も良かった。周囲の延焼をやたら明確に描くのでどうするのかと思ったら、飛び立つ際のソニックブームで消火、というのは今作らしい見せ方。
今作らしい、といえば、ビートルおじさんのハヤタパロディも今作らしいというか何というか。
で今回、SSPの一人が、俺にも熱い志はあるんだよ! と心情を叫ぶのですが、そこは少々早まった気がしました。
現状、SSP自体が、変に生活感を出した結果かえってリアリティを失っている状態――何をどう足掻いても経営が成立しそうに見えない(実際していないけど将来的にも)――で、しかもビートル隊所属のおじさんというコネクション以外に、SSPという集団にリアクションをしているのが“ネットの声”でしかない為に劇中の存在感がまだ確立しておらず、世界に対する集団としての位置づけが弱いのに、個人の意志を語らせてしまったのは、上滑りした感。
まあこの辺り、ネットの反応、というのがどこまで劇中世界の存在感に寄与するのか、というのは世代によって感覚の違う所かもしれませんが。
今作の全体的な緩い感じは嫌いではなく、SSPの市井の変人集団という立場も悪くはないと思うのですが、いっそ、半端なリアリティを廃して、完全に趣味(小銭が稼げればなお嬉しい)でやっている大学の変人サークル、みたいな扱いの方が良かったような。
まがりなりにも会社という形で見せたいのなら、報酬に目がくらんだSSPが妙な事件に巻き込まれて……的なエピソードを早めに入れるなり何なりしておいた方が良かったのではと思います。ビートル隊に協力した時に謝礼を貰って何とかやっている(けどいつか広告収入だけで独立採算したい)みたいに組むのが一番納得しやすかったと思うのですが、今後の展開としてあったりするのかなぁ……。
まあ今作のノリだと、あの叫び自体が「本当は実況を批判された事に怒っているだけなのに……」というギャグだった可能性もありますが。
次回――火の魔王獣出現で、ジャグラーの真の目的は判明するのか?!