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速水校長よ永遠に

◆さやまきさん
 >味方のフリをしておいてやっぱり裏切ってからの渾身の身代わりで綺麗に自分で纏めておいて
裏切りの更に裏切りって普通面白くなくなりそうな展開なのに、全てがあまりにはまりすぎて面白くなってしまうという……奇跡を見ました(笑)
 >(それを打破するのが最終的な目的と解っていても)大人のほうが何枚も上手というか
 >子供の側に手札がなさ過ぎというか
今作はその辺りを生真面目にやり過ぎたというか、「若さ」を描く為に失った説得力が多すぎて、そこはもう少しフィクションとして嘘をついても良かったのではないか……とは思う所です(^^; この辺り、見る側の年齢などでもだいぶ印象の変わってくる部分かもですが。
◆タイキさん
 >私も久々にこの映画見ました。近年の映画では好評でしたが、改めて見直して白眉の出来栄えでしたね。
面白かったですねー。今回の駆け足『フォーゼ』の思わぬ副産物となりました。
 >殿、映司、ヒロムはヒーロー性が強くある代わりに人間性が極端に低く、十臓の言葉を借りると「歪」ですよね。
 >で、その欠けた人間性を仲間達と一緒に戦う中で取り戻していく、というのがテーマとしてある気がします。
後に『トッキュウ』のライトも最終盤でだけちょっと引っかかりますが、ヒーローを突き詰めていくとどこか歪んでいくのではないか、という部分を幾つかの切り口で描いているという感じがありますね。
 >そのせいか当時はこれは友情物語じゃなくて弦太朗の信者を増やしていく物語だとまで散々言われてました(笑)
突飛な主人公によるパンデミック構造としては『クウガ』に近いですが、『クウガ』がそこで五代雄介という主人公に説得力を持たせる為に凄く丁寧にやっていた事を、今作は「若さ」で突破しようとしてしまうので、独特の勢いはある代わりに、荒っぽいんですよねー(^^;
 >弦太朗の友達の増やし方が相手の話や悩みを聞いてそこから友達になっていこうとする、関係を深めていくものじゃない
「若さ」ゆえの弦太朗ルールによる強行突破が、「若さ」ゆえに説得力が薄れる、というのが今作なかなか難しかったなぁと思います。
◆wayさん
 >そしてその最期はもう、どこを切り取っても爆笑ポイント(笑)
行動は割とチープな悪役のそれなのに、自分で物凄く面白くしてしまって脱帽しました(笑) 前回の“格好いい校長”すら踏み台にしてきたのは本当に凄かったです……。
 >作品全体がそういう「年齢や社会的地位による上下関係」というのに否定的な側面もあるのだと思いますが、
 >理事長と校長の関係はどうしてもその弦太朗価値観で斬り込みようがない話題で、作品の限界が見えたように思います。
作品の土台としてそこを崩せなかったのはわかるのですが、理事長に「それは君の価値観だ」って言われた時に、ぐうの音も出なくなってしまうんですよね(^^; 理事長が犯した悪事って、理事長が地位や形式にこだわる人だからってわけでもないですし(むしろ目的の為なら意外と緩い人だったりで)。
 >……まあだからこそ、最後までそこから離れない校長は友達になれず、弦太朗に殺されるしかない、と考えられなくはないですが
弦太朗と流星に散々な罵声を浴びた上で、自分の価値観に満足しきったまま死亡する、という、今作通して希有な存在になりましたね(笑)
 >考えれば考えるほど、江本の存在って悪い方向にややこしくしてますよね……(^^;
あの人が一番、自分の都合で生きているのではないかという……。