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『FLASH』<シーズン2>1巻(1−2話)視聴(大きなネタバレ無し)

「今の僕に唯一出来るのは、走る事だけ」
大切なお知らせ:アイリスが比較的、真人間に戻っているので、アイリス面倒くさい派の方も、安心して見られます。
リリースが比較的最近でレンタル主体の作品という事で詳しい内容には触れませんが、<シーズン1>で積み重ねてきた要素を散りばめつつ、より強力になったメタヒューマンと知恵を絞って戦うチーム、親子の愛、ヒーローとは何か、と『フラッシュ』らしさともいえる部分はしっかりと継承された上で、バリー・アレンの変化、そして新たな敵の出現が描かれる立ち上がり。
構成と小技の妙味でグイグイと見せてくる面白さも引き続きで、特に、あのキャラとあのキャラを重ね合わせる事によるバリーの煩悶は納得がいきますし、<シーズン1>でウェルズが播いた種が、キャラクターそれぞれの心の傷となっているという構造は実に小憎らしい。
含みを持たせた新たなキーマンは面白い立ち位置ですし、バリーの鑑識報告書の大ファンだという新キャラの女性警官もなかなか良い感じ。結局それか、という少々もやっとした部分もあったのですが、必殺の○○○○○○もあったり、<シーズン1>のファンとしては、まずは安心できる立ち上がりでした。
不安点を挙げるとすると、<シーズン1>の終盤で提起された問題に対して、バリーとスターラボが斜め上の解決(?)に走っている部分ですが、それにともなって生じる新たな問題に関しては、○○が無いから○○も無い! という設定で対処しているのは、このまま突き進むのやら、狙って仕掛けた地雷なのやら。
1−2話で一番好きなシーンは、大事なものを取り戻したフラッシュが、物凄く格好いい表情になる瞬間。ここぞという所で、ヒーロー物として決めてくれるのも、このシリーズの大きな魅力です。
他にも色々あったのですが、これ以上内容に触れずにまとめると、
「この街にはフラッシュが必要だ。我々(視聴者)にはハリソン・ウェルズが必要だ」
みたいな。
これが世に言う「○○ロス」というものか、という気分をたっぷり味わう事になりました(笑)
その、どこか物足りない部分を考慮しても十分に楽しめる出来なので、地上波で<シーズン1>見て面白かったけど、<シーズン2>はどうなんだろう……と悩んでいる方は、とりあえず1巻だけでも、見てみる事をお薦めです。ひとまず引きにスッキリできますし、ちょうど第2話までが<シーズン2>プロローグという感じで、話も切れているので。
……ところで、半裸の男性がたくましいマッスルを披露すると、女性のときめきゲージが上昇するのは当たり前である、というのはアメリカドラマに共通なのか、DC世界だけの常識なのか。
<シーズン1>に引き続き、マッスルに憎悪を燃やすバリーが怨念から新たなリバースと化して、タイムトラベルにより全てのイケメンヒゲマッチョのDNAを世界から消し去ろうとしないか、心配になります。
第3話以降に関しては、余裕のある時にぼちぼち、という感じで。
あと、DVDに『レジェンド・オブ・トゥモロー』の宣伝映像が入っていたのですが、<シーズン1>最終話に顔出ししていた謎の女性キャラは、こちらの引きネタだった模様。宣伝映像を見る限りは割と派手な作品のようですが、
「未来での君たちはヒーローじゃない。――伝説(レジェンド)だ」
は凄く格好良かった。