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三つの矢、一つの心

◆さやまきさん
 >更にまだまだ盛るのかというのもあり
アザルドもお父さんも(もしかすると次回の叔父さんも)、簡単に片付けないでしっかりと引っ張っていく造りがホントいいですね。
 >それ以上に物語の積み重ねの頂点にさわおが来てて
 >まさかさわおに泣かされる日が来るとは予想だにしてませんでした(苦笑)
今回はいつものように大和に集約するのではなく、ここでサワオをまとめてきた、というのが実にお見事でしたね。散々いじるのに使ってきた要素が、あんな事になろうとは。
 >個人的にはナリアはもっと早い段階からレオなりと絡んでおいて欲しかったかなとも思いますが
 >(ギンガマンシェリンダとかみたく序盤で因縁を付ける機会があれば…)
今作の勿体なく感じる部分の一つですよね(^^; ジュウオウジャーが割とばっさり系の戦隊なので、あまり敵に人格を見て接しないようにしたかった、というのがあったのかもですが。
◆wander_sheepさん
 >コンドールマンと一心が、まったく別の存在とされているのが驚きでした。
一心の記憶を持っているが故に、家族との関係に悩む……とかするのかなぁと思っていたら、バッサリで凄かったですね。
 >そして、一心についてタバからは何も聞かされていないのですね。
とにかく老師が、謎すぎますよね(笑) 少なくともコンドールマン、地道な調査の時は一心の姿になるぐらいの常識はあるようなのですが……何をどこまで教えたのか、老師(^^;
 >それ以外の諸々などはたとえ素体の情報であっても不要!という考えだとしたら、ちょっと怖いなぁと。
ドラゴンコンドルの知性もどれぐらい残っているのだろう、とか色々不安になるので、出来れば老師が再登場して多少の説明は欲しい所です。
 >立ち姿がやたらかっこいいですよね!真っ白なカラーに、あのマントも相俟って。
デザインは知っていたのですが、本編でここまで映えるとは、驚きでした。
 >大和が父に向ける感情とは違い、父の息子への感情は決して険悪ではないのですよね。
単純に仲が悪いのではなく、男同士の不器用な関係みたいな要素も見えて、どう収まるのか楽しみですね。
 >つまり門藤操自身がもう「わかってる」状態なのですよね。
サワオがもう「立ち上がれる」事を誰かに教えられるのではなく、サワオ自身の中から掘り起こして見せる、というのはサワオへの愛だなーと凄く痺れた所です。
 >トッキュウ最終回での虹野明の台詞をちょっと連想しました。そもそもあのときは台詞が変わってるのですけど。
あれも明が過去から脱皮する、というニュアンスがありましたが、ここに来て“大人と子供”というテーゼが濃くなってきていて、『トッキュウ』と少し繋がってきているなーと感じています。
◆もりみやさん
 >誕生したのは記憶の継承すら一切無い全くの別人だったという展開は衝撃でした。
言葉だけではなく、本当に超人として新生してしまう、というのは凄かったですね。
 >一心の家族と触れ合わせることで、コンドールマン自身に「こういう人達を守りたいのだ」という意思表示をさせ、
 >動機付けがハッキリしたのは良かったと思いました。
インパクトのある展開が続きますし、あちこち成り行きをすっ飛ばしたりもしますが、そういう要所要所が割としっかり抑えてあるのがいいですよね。
 >「一緒に戦いましょうとか言ってないで止めてくれよコンドールマン!」とか思ってしまったのですが。
あ、そこ煽るんだ、は私も思いました(笑) 70年代ぽいノリというか……。
 >人間が正しい心で悪に立ち向かうことを推奨し、彼らが力及ばぬ時に力を貸すというのがコンドールマンの基本スタンスなのかなぁ
コンドールマンとしては父子の繋がりがないだけに、一心父子の心の絆を間接的に描く意味もあったのでしょうが、作風や設定を考えると、天は自ら助くる者を助く、というのも意識にありそうですね。
 >それにしても、アクションにキレがあってカッコよかったです。
アクション面はあまり期待しないで見ていたら、望外に格好良くて楽しめそうなのも嬉しい所です。