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2016年を振り返る:アニメ編

今年は『GO!プリンセスプリキュア』と『コンクリート・レボルティオ』で、濃厚かつ大満足な1年でありました。
東映ヒーローの関連作品としての《プリキュア》シリーズに興味はあったのですが、初めて最初から最後までしっかりと見た《プリキュア》において、歴史的に格好いい「変身」を見られた事、作品そのものが非常に素晴らしかったというのは、実に幸運でした。
夢はとても大切な物だけど、変わってもいいし、くじけてもいい――何故なら、夢の為に歩んできた道のりそのものに、意味があるのだから。道の途中で転んで、泣くだけ泣いたら、また笑って立ち上がればいい。その時、貴方に手を差し伸べて、一緒に笑ってくれる人が居る事もまた、貴方が夢を心に抱いた意味なのだから。
「絶望は、どこにでもある。今までずっと、辛い事は沢山あった。でも、それを無かった事になんて、出来ない。ううん、無くしたくない。楽しい事と辛い事は、背中合わせ。でも! だから、今の私が居る!!」
微笑み続ける夢の永久機関キュアフローラという見事なヒーローを生んだ上で、核となるテーマを丁寧にまとめあげ、そして、世界の負の側面から目を逸らさない事を描く。視聴者とどこまでも誠実に向き合い、1年間というスケールを物語として真摯に生かし切った、強く、優しく、そして美しい作品でした。
今季は早々にリタイアしてしまったのですが、来季はまた挑戦してみようと思っています。
『コンクリート・レボルティオ』はようやく最終回の感想を書き上げたばかりですが、とにかく物凄い密度で、またしばらく経つと、色々と見える事が出てくる作品かなーと思っております。
他に面白かったのは、『DimensionW』が、非常にきりのいい所までのアニメ化(というか、ここまでアニメとして綺麗にまとめてしまって良かったの? と心配になるレベル)で、気持ち良く終わってくれて、原作もの1クールアニメが苦手な私も、最後まで楽しく見ることができました。
あと『クロムクロ』は録画残してあるので、波が来たらしっかり見ようと思います。ふっとテンションが途切れただけで、別に面白くなくなったというわけではないので(^^;
……『ウルトラマンオーブ』の後ぐらいに。
…………は、『ユーリ』のラスト3話を見ていない!?(オチ)