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『仮面ライダー555』感想8

(※サブタイトルは存在しない為、筆者が勝手につけています。あしからずご了承下さい)
◆第15話「愛と憎しみ、友情と悪意」◆ (監督:田崎竜太 脚本:井上敏樹
見所は、

「たっくん最低!」
「最っ低」
「……最低」

今日も最低の合唱を浴びるたっくん(え)
川へ吹っ飛んだ巧から外れたベルトは啓太郎が拾い、それを奪おうとしたジェイはファイズに受けたダメージで一時撤退し…………や、役に立たない……。鳴り物入りで出てきた割に、目に見える戦功をまるであげられず、ジェイはどんどん、可哀想な感じになってきました(^^;
まあ東映ヒーロー物においては、酒が悪の幹部を駄目にすると相場が決まっているので、溜まり場が悪いのではないか。故にふーふー社長も、油断しているとアルコールに汚染されてしまうので真面目に出社して下さい。
巧を探す啓太郎と、一応それに付き合う草加は川流れしていた勇治を拾い、とりあえず菊池家へと運ぶ事に。
勇治を探す海堂と結花は巧を見つけるが、巧がファイズである事を知る海堂はそれをスルー……するも、結花が巧を拾い、さびれた倉庫の中で休ませる事に。
(私は、変わってみせる……人間を愛せるように……変わってみせる)
人間を殺す事は出来ても、怪物になりたいわけではない結花は、巧を救う事で人間らしさに近づこうとするが、運悪くそこは暴走族の秘密基地で、絡まれてしまう事に。
結花もはや、鶴も歩けばチンピラに当たる状態。
自分を害そうとする人間への憎悪か、巧を守りたいという願いか、反射的にオルフェノクになってしまった結花は暴走族を根こそぎ焼却するが、その姿を巧に見られてしまい、倉庫を飛び出していく。
一方、勇治が苦しんでいても男の看病をする気はない、と無視する草加は酷薄な面を覗かせ始め、目を離した隙に菊池家から姿を消した勇治について、普通に帰っていったとぬけぬけと口にするなど、一気に悪い感じに。
勇治は結花と再会してマンションへと帰り、巧も啓太郎と再会するが、啓太郎の思い人が結花である事を知り、一悶着。
「おい、啓太郎」
「なに?」
「……おまえ……あの長田とかいう女の事…………諦めろ」
問題が問題という事もあり、一応、巧にしては気を遣っている事が言葉の間から窺えるのですが、《交渉》とか《言いくるめ》とかにCP割り振っていないので結局は喧嘩腰となってしまい、巧が「最低」の集中砲火を浴びている頃、結花は今日も真理にアタックを仕掛けに行こうとする海堂を必死に引き留めていた。
「海堂さん! あたし……あたし、あなたが好き。好き、好きです」
「は?」
「海堂さんが好き! もっともっとあなたを好きになりたい。そして、やなこと全部忘れて、あたし、ただあなたを好きなだけのあたしでいたい」
人間として巧を救う事に失敗したので、今度は海堂への思慕の念に心を向ける事で、人間を装いながら何も考えないで生きていけるようになりたい、と願う結花は、自分の心が半ば怪物である事に自覚的であり、実にきっつい。
しかし海堂にはそれを理解するだけの余裕も度量もなく、結花の手をもぎ離すと真理のストーキングを再開。そんな海堂は再びムカデの襲撃を受け、配達中に“オルフェノクが人間を襲う姿”を目撃した啓太郎は、慌てて巧に連絡を取る。逃げた海堂はオルフェノクに変身して戦いを挑むも一方的にムカデに追い詰められ、結花がオルフェノクへと変身して割って入った隙に逃亡。ムカデはそれを追っていき、駆けつけた巧と草加は、“ダメージを負った結花オルフェノク”を目にする事に。
「あいつは……」
変身を躊躇する巧の横で草加はカイザへ変身すると手負いの鶴を一方的に攻撃するが、巧は倉庫での結花の言葉と看病を思い出して身動きが取れない。
――「もし……オルフェノクの中に、人間の心が残っている奴が居るとしたら……おまえならどうする?」
「……変身」
揺れるファイズがバイクセイバーを手に選んだ敵は…………カイザ!
クレインオルフェノクを助けようとするファイズですが、カイザを羽交い締めにして止めるとかではなく、背中に思いっきり切りつける辺りに、どうも私怨の香りが漂います。
問答無用で続けて殴り、カイザからも反撃が飛んできて、第15話にしてライダーバトルが勃発。主人公の側からライダーバトルを仕掛けるのは珍しいか……? と思ったけど、アギトはいきなりG3に襲いかかっていたような記憶がないでもない(うろ覚えなので冤罪かも)。
今回割といきなり草加が冷酷な面を表に出すのですが、ここで巧を嫌に見せない為に、先んじて草加を落とす感じになってしまったのは、少々、話の都合優先になってしまったかなと思う所。騙しおおせると計算したのかもしれませんが、真理や啓太郎と面識のある勇治に嫌がらせするのは、現時点では少々リスクが高いわけで。
起動されたと思ったらカイザ銃への盾扱いされたバイクロボは、イラッと来たのかこれも問答無用でカイザをぼっこぼこに(笑)
オルフェノクという点では純然たる被害者のカイザに、機械の冷酷さで追い打ちをかけに行くバイクロボだが、そこに突然、二足歩行の恐竜っぽい中型メカが登場し、カイザをかばう。スマートブレイン印のメカにカイザは乗り込んで、バイクロボとカイザウルスがしばし争い、その隙にクレインを逃すファイズ
人情と私怨が交錯する中、カイザもカイザで思いっきりメカからミサイルを一斉発射! で、つづく。
突然出てきたカイザウルスはバイクロボより二回りほど大きく、カテゴリとしては、CGモンスター枠といった感じの見せ方。変形するとサイドカーになるのは、『キカイダー01』繋がり……?