◆さやまきさん
>そこまで行って現実を超越した終わり方が良かったのか
>それともあくまで現実世界を踏まえた上での着地点で良かったのか
半年間の物語の集大成としてはもう少し満足感が欲しかったけれど、テーマとしては最初から最後まで貫かれて完結している、というのが悩ましいですよね……。最後までじっくりとやれたらなぁと思う作品です。
>結局回収しきれなかったところはもっと続いてたらちゃんと回収出来てたのかとかもありますし
物語の軸はどうしても“コンドールマンと子供達”の方にあるので、大人達の問題は結局踏み込み切れなかったかなぁ……みたいなのはありますよね(^^;
>やっぱりコンドールマンの独特な存在感は他にない素晴らしい特徴だったと思います
出自も活動も描写もそれぞれ面白かったですし、見る側の色々な視点を乗せられるヒーローでしたね。まさしく正義の「シンボル」であり「器」というヒーローして、印象深いキャラクターでした。
◆西家さん
>映像の使いまわしの為に不自然なカットが目立つというのも最終話の残念な点でした。
これで物語に入り切れなかったのは非常に残念でしたね。もう少し綺麗に繋がっていればだいぶ違ったのですが(^^;
>殺陣の派手さも本作の魅力の一つでしたが、ドラゴンコンドルやキングモンスターはどうもそこを生かしにくい
>デザインだった点も最終話の盛り上がりに欠ける部分だったように思います。
明らかに動けるデザインでなかった事を考えると、お金があったら、強化形態ドラゴンコンドールマンとか、キングモンスター第二形態とか、あったんですかねー……。
>まだまだコンドールマンが未熟なヒーローという意味にも聞こえてしまい、
>締めくくりとしてはどうも打ち切り展開のような煮え切らない印象を持ってしまいました。
コンドールマンの力と、それを信じる人々の心が連動しているという点は作品としては貫かれていましたが、テーマと直結しすぎていたせいで突き抜けきれず、今作の長所が最後の最後で悪い形に出てしまった感ですね(^^;
>モンスター達の造形や、そこを風刺へと昇華させていく作風など、独自の路線で楽しませてもらった本作ですが、
>それだけに少し勿体なかったなと感じるラストでした。
敵や作戦の描き方は面白かったですよねー。70年代ヒーローでこういう見せ方があったのか、というのもインパクト強かっただけに、惜しいラストでした。