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『ビーファイターカブト』感想27

◆第39話「無惨!! BFビーファイターが溶ける」◆ (監督:三ツ村鐵治 脚本:扇澤延男)


「おまえとこうして手を組む日がこようとはな」
不本意は俺も同じ。しかし、今は力を一つに」
「いくぞ、デズル」
「兄者!」
「メルザーーード!」 「クロォス!」

絶滅兄弟は再び合体怪人を作り出し、これはこれで面白いのですが、復活したと思ったら急に仲良くなっている心境の変化がどうにも掘り下げ不足。
また今回明確に、絶滅兄弟&侍従二人vsビークローバー4人衆、というメルザード内部の対立構造が描かれるのですが、前半のライジャvsデズルの対立を、そのまま兄弟vsBCにスライドさせただけなので、終盤に入ってからの新たな状況、という面白みがほとんど生まれていません。
そして繰り返しになりますが、とにかく無駄に人数が多いので、敵が身内同士で4vs4で睨み合っても、各キャラクターが希釈されて薄まっていくばかりです。
絶滅兄弟がBCを「虫けら兄弟」呼ばわりして、今更ながらBCの力がヒーローと根を同じくする「昆虫の力」である事が強調されるのですが、どうにも遅きに失した感じ。そして兄者、あなたの忠実な臣下は、カマキリです。
メルザードクロスによって生み出された暗黒合成獣トカスズラの吐き出す泡を浴びたカブトンとテントウは、インセクトアーマーが腐食してその機能が低下してしまう。食虫植物の能力を持ったトカスズラ(なお見た目以外に魚類要素は全く生かされず)は、対インセクトアーマー、そして昆虫魂を吸い取る能力を持っておりビーファイターは危機に陥るが、その力を自分たちにも向けられるのではと危惧したBCの横槍により、一次退却に成功。
再び現れたトカスズラに挑むBFは、3人を元気づけに得意の料理を振る舞いにやってきたリーの「医食同源」「腹八分目」などの言葉を思い出すと、敢えて昆虫エネルギーを怪人に吸わせる作戦を決行。調子に乗ってエネルギーを吸い上げた怪人は、昆虫魂の過剰摂取で腹を壊してしまう!
戦闘と戦闘の合間の、
「食べ過ぎるの良くないって甲平」
「だってうまいんだもん、これ」
「お腹痛くするよ〜、ホントにもう」
というシンプルな伏線に、昆虫魂は体に入れすぎると毒という扇澤脚本らしい皮肉めいた要素は悪くなかったのですが、怪人が地面をのたうち回っている間に、セミッションマガジンの力でブライトポインターを強化してアーマーをメンテナンスする、というのが、そのタイミングでやる必要性皆無で極めて間抜けな事に(^^;
もういっそ、昆虫魂により内部から爆裂!!
で良かったと思うんですが(いや待て)。
ギミック追加ラッシュが一旦収まり、ここに来て実質的なメダルの戦士の掘り下げ回だったのですが……本当にどうして、こんなシリーズ構成になったのか。