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『激走戦隊カーレンジャー』感想28

◆第36話「怪しい排ガス一掃作戦」◆ (監督:坂本太郎 脚本:浦沢義雄
ポリス星方面からクレームの電話が鳴り止まないけど、クルマジックパワーは完全無公害のクリーンエネルギーダップ! と五色の排気ガス問題を調査するダップは、その正体が洗脳ガスである事を突き止め、珍しく宇宙的活躍。
「ボーゾックの作戦にしては、偏差値が高すぎるダップ」
カーレンジャーとシグナルマンの共闘関係を引き裂こうとするのは、新たな敵の介入なのか?
「問題は、どうやってシグナルマンの体内から、五色の排気ガスを出すかダップー」
……なんか、予告と合わせるとオチが見えた気がしますよ?!
その頃バリバリアンでは、
「むふふふふふ……んー……ゾンネットちゃ〜ん」
「なぁに、シグナルマン先生?」
「女房と別れるから、付き合ってくれないかなぁ?」
アルコールの入ったブラック本官が凄く駄目な感じになっていた。
ボーゾック総長からチーキュの猿顔の一般市民、果ては宇宙警官までたぶらかし、凄すぎるぞゾンネット(笑) やはりゾンネット粒子を全宇宙に散布する事で、恒久的平和が実現できるのでは! ただし全宇宙の平均知力が1になるので、文明は維持できないかもしれません。
ペガサスでは五色の排気ガスの研究を進めていたダップが解決法を閃き、今回サポート面で大活躍。冬眠中にカーレンジャーが弱気になっていた事をダップが活躍する事で後付けフォローしている感じがありますが、冬眠がハザード星人の成長期、という意味合いも多少はあるのかもしれません。
「このサイダーを飲ませて、げっぷをさせて、五色の排気ガスを吐かせるダップ!」
「「「「「だーーー!」」」」」
「え、どうしたダップ?」
「あまりにもくだらない方法だからさー」
シグナルマンを家庭崩壊の危機から救うにはくだるもくだらないもない、と身内からのツッコミを一蹴した所でボーゾック警報が発令し、ボーゾック一の植木職人・BBコイヤと戦うカーレンジャー。そこへブラック本官も参戦し、正面からサイダーを飲ませようとするも失敗したカーレンジャーは、サイレンダーを5体のVRVファイターで囲んで、パイロットを疲労させてサイダーを飲ませよう作戦を発動する。
サイダーのみならず、花を咲かせて宇宙ハチをけしかけると刺された車が腫れてしまう! とか、今回のような、ほーらくだらないギャグだよね〜というのを見せつけてくるような方向性は苦手なのですが、前回今回と、ナビガン、エンジンブレード、ギガブースター、伝説カー、VRVファイター、とカーレンジャーの各種ギミックを一通り使っており、演出的には新展開前にこれまでのまとめ(或いはクリスマス商戦前キャンペーン?)の意図があったように窺えます。
そして、コミカルなBGMで誤魔化しながら、取り囲んだサイレンダーに順繰りに殴りかかる、という凄く酷い絵面(笑)
目を回して休憩した本官に、一般市民の姿に戻った恭介はサイダーを渡す事に成功し……正体隠していたのが役に立った!!!
今回ギャグの方向性が苦手、と書きましたが、ここは奇跡の連動で面白かったです(笑)
サイダーを一気飲みした本官は洗脳ガスを吐き出して正気に戻り、巨大化した植木職人と宇宙ハチに対して、VRVロボと共闘。
「ハチといえども、本官の許可無く巨大化するのは、正義の交通ルール違反だ!」
宇宙ハチはサイレンダガーの錆となり、植木職人はVツイスターで蜂の巣になって死亡。ポリス星は地球から送られたクルマジックサイダーで公害から回復し、シグナルマンと市太郎も和解するのであった、で大団円。
だが……
「シグナルマンめ、正義に戻りおったか。まあよい。今度こそ余の真の力で、チーキュを征服してみせようぞ。ふふふふふふふ」
バリバリアンを文字通りに手の上で転がす、巨大な悪の影が地球に迫ろうとしていた――でつづく!
RVロボはキムチで、シグナルマンはサイダーで、と同士討ち展開はいずれもギャグでさくっと解決してきましたが(恐らく浦沢先生の中で、あまりこだわりが無いというか面白いネタと思っていないぽい)、公権力と一般市民として微妙に距離感のあったカーレンジャーとシグナルマンが、運動会問題を通して「仲間」になった、というのが騒動を通して改めて描かれたのは良かったです。
そして再びボーゾックにテコ入れの嵐が巻き起こりそうですが、ゾンネット粒子に一瞬で汚染されないか大変心配です。
次回――真面目に就職活動を考え始めたボーゾックに暴走皇帝からのプレゼント?!「青信号でも車は来るから、気をつけろってさ」。