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飲んだら乗るな乗るなら飲むな

◆輝剣さん
 >このような素顔でのファイトに尺を取れる(それも25分に短縮された作品で)ということ自体がおっさん2人と
 >それに付いていった3人の新人の頑張りの成果だと思うと感慨深いものがあります。
よくよく考えるとこの回、レッドレーサーとしての活躍はほぼ無いんですね……ドラマの流れのみならず、役者さんの側からも一つの集大成としてここまで持ってきた、というのがあったのですね。
 >第1話での撮影でもアドリブをした福田氏に監督から「台本に有ること以外するな」と注意されながらもめげることなく
この辺りは、やる事多くて尺がぎちぎち、という戦隊の事情もあって、現場でも難しい所だったんでしょうね。悪い形で、慣習化してしまった部分もあったのでしょうが。
 >岸氏とチョコチョコアドリブを入れていき第8話での上杉大暴走を経て若手3人にも(演技の負担大幅増の)アドリブ路線を受け入れさせるだけの信頼度を獲得。
実がちょこちょこ小芝居しているよなぁとは思っていましたが、そういう積み重ねが、作品全体にフィードバックされていく、という流れがあったのですね。面白いお話を、ありがとうございます。
 >高寺プロデューサーは色々評価が別れますが、戦隊もののマンネリ打破に功があるのは確かですよね。
強すぎるこだわりがマイナスに出る面もありますが、そのこだわりで一つの楔を打ち込んだ方ですよねー。
◆ponさん
 >16話から寝言が始まっているので、同僚はどれだけゾンネット!!(叫び)を聞かされたのかと。
恭介のサボり癖を考えると、最低週1は聞かされていそうな気がします(笑)
 >良く言えば、恭介さんは一途なロマンチストだったんでしょう。
最終的に、“夢の力”の戦隊としてまとめていく影響だったのか、考えてみると、敵も味方もロマン系が多いですね。来シーズンこそ阪神が(以下略)
 >ゼルモダのアシスト?によるワンパー不参加が大きかったと思います。
ゼルモダがガイナモに世話を焼くのは、チームを立ち上げた二人の、男の友情も久々に見えて地味に好きな所です。
 >ボーゾックとゾンネットに関しては作風で生じた欠陥を作風でなんとかねじ伏せようとしている状態ですが…。
ゾンネットも最初はばっさり「悪」扱いしていましたし、そこにどう向き合うのか、というのは出来ればもうちょっと踏み込んで欲しかった所です(^^; まあ、それをやると今作らしさが失われたかもしれないデリケートな部分ですが……。
 >自分も猿顔だけど他にもっと猿顔いるだろうということで、心当たりのあるレッドさんはいるのでしょうか(笑)
恭介は猿顔系の中では……比較的、二枚目寄り、ですよね……うん。
◆タイキさん
 >終盤でもこんなこと言いながら特訓出来るってどんだけ平和で仲良いチームなのかとw
あくまで「一般市民」としての5人は、小市民的感覚を原動力としていて、その延長線上にヒーローが来つつある、というのはクリスマス編もしっかり踏まえていて良かったですね。
 >実はこれベタな飲酒運転とかけてのネタなんですよね。
ああ、東映あるあるに発想が行ってしまいましたが、そういうネタだったんですね。守る星座というのはつまり、5つの車座それぞれの運転手を示している、と。
 >正にこれこそ「逆転の発想」ですよね。
こういう形で、戦隊って何だろう? というのをぐさっと突いてくるのが怖い作品です(笑)
 >私もここで市太郎君の役割をこういう風に持ってきたかと思ったのですが、ちょっと幾分唐突な感じもしました。
市太郎、あまり目立った出番がありませんでしたものね(^^; シグナルマンの補強としては上手く行った分、カーレンジャーとの繋がりが弱くなってしまった、というのは確かにありますね。
 >この変身する力を失って一気にただの一般市民でしかなくなる瞬間の怖さをこの画一つで描いてる所が秀逸だなあと。
ここは容赦なく攻めた事で、非常に緊迫感出ましたよね。ガイナモさが凶暴さを表に出してくれたのも、良かったです。