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その男、草加

◆タイキさん
 >良くも悪くも育ちのいいお坊ちゃんですからね(笑)勇治程「世間知らずの高枕」という言葉が似合う人物は居ないと思いました。
いっけんダブル主人公の体裁を取りつつ、割と勇治の描写に容赦ないのもまた、今作の強烈な所だなと。
 >そういう意味で一見ぶっきらぼうでありながら何だかんだちゃんとヒーローしてる巧が相対的に光って見えるというのが何とも今作らしいです。
巧も色々と問題がありつつ、人と怪人の一線をどこで引くのか……という主題の描き方が丁寧ですよね。
 >白倉Pもインタビューで言ってましたが、「アギト」はどちらかといえば「シャンゼリオンのリベンジマッチ」として作ったものだそうで
成る程そんな発言があるのですか。確かに翔一くんが最終的に辿り着く所って、ちょっと『シャンゼリオン』的な要素ありますね。
 >ちゃんとヒーローとしての強さがあった上での人格面での醜悪、というのが草加の魅力であり、とても人間臭いですよね。
「こずるい面を持ったヒーロー」とか「いいところもある悪役」なのではなく、一人の人物の中に「ヒーロー」と「悪役」が共存している、というのをがっつり描いてきたのが、『555』だから出来た草加の魅力で、今も人気のゆえんなのでしょうねー。