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春アニメちょっとだけ

◇『多田くんは恋をしない』 1−2話
将軍「虹の色を一つ、言ってみろ」
悪役「…………あ、赤」
将軍「虹の色は虹色だ。成敗!」
劇中劇『れいん坊主将軍』の主人公・徳川虹宗さん、超理不尽。
この中村悠一(主人公)は、好きそうな中村悠一だ、というだけで見始め、第1話はそこまで酷くなかったのですが、第2話の出来が悪くて早くも先行きが不安。原作無しのオリジナルアニメらしいのに、キャラのリアクションや演出が悪い意味でやたらとマンガ的で、どうしてそこまでマンガ寄りなのか首をひねるレベル。
話の方も、メインキャラ及び、主人公とヒロインが所属する事になる“ちょっと変な部活”を紹介するもその全てがパンチ不足で、全体的にリアリティラインをどこへ置きたいのか、それによって変わってくる面白さのポイント(例えば、部長の変人レベルをどのぐらいのレベルにするのか、など)をどう設計しているのか、というのが地に足つけたいのか弾けたいのか非常に中途半端。
合わせて男性声優陣の演技が妙に作画(キャラクターデザイン)から浮き気味で、きちっと演出で指示出せていないのか、出していてこれなら作品としてどこへ行きたいのか、何かも迷走感高め。
物語の基本設定には好みの匂いがするので、もう少しまとまってきてかつ、演出のレベルが上がってくると良いのですが……。