はてなダイアリーのサービス終了にともなう、旧「ものかきの繰り言」の記事保管用ブログ。また、旧ダイアリー記事にアクセスされた場合、こちらにリダイレクトされています。旧ダイアリーからインポートしたそのままの状態の為、過去記事は読みやすいように徐々に手直し予定。
 現在活動中のブログはこちら→ 〔ものかきの繰り言2019〕
 特撮作品の感想は、順次こちらにHTML形式でまとめています→ 〔特撮感想まとめ部屋〕 (※移転しました)

『星獣戦隊ギンガマン』感想・第5話

◆第五章「必殺の機刃」◆ (監督:長石多可男 脚本:小林靖子
「戦士は自分に満足したら、その瞬間に命は無い」
3000年間最前線のギンガ組員達の地球を守る戦士としての意識が高すぎて、3000年の封印を解いて甦ったと思ったら、殺意の塊がガチで待ち受けていた、という状況にまがりなりにも対応しているバルバンは割と凄いのでは、という気がしてきた今日この頃。
まあ実戦経験がない分、3000年の間に徐々に総合的な戦力ダウンはしていたのでしょうが、その分、実戦を経験する事でめきめきと成長しているのが窺え、それは個人技で怪人を倒してしまうわけです。
毎度丁寧に前回の作戦の文句を言いに来るガンマンは、樽先生の持ち出した大暗黒剣の修復を部下の武器マニアに命じ、街に繰り出して刃物を集める武器マニア。
怪人の手持ち武器が機関銃な為、ギンガマンとの戦闘が完全に、広域暴力団vsアメリカンマフィアの縄張り争い。
その戦闘の最中、ギンガマンは星獣剣を奪われてしまい、更に兄の形見ともいえる剣を守ろうとしたリョウマも囚われの身になってしまう。なんとか戒めを破壊したリョウマは星獣剣を奪って逃走。「常に次の一手を考えるんだ」という兄の教えを胸に仲間達と連携してダミー作戦を仕掛け、3000年前に武器マニアに奪われていたもう一つの伝説の武器、自在剣・機刃を取り戻す事にも成功する!
当て字の格好いい機刃(キバ)はその名の通りに牙をモチーフにしており更に、カッター(短剣)・ショット・クロー・ナイフ・アロー、の5種類の武器に変形するという、なんというプレイバリュー!
そして五つ合わせる事で機刃の逆鱗となり、星形に組み合わせるのでペンタフォースみたいに投げるのかと思ったら、謎の魔法陣ビームでおしまい、だったのはちょっと残念。
巨大化した怪人は時間の都合により星獣ライオンファイヤーで瞬殺し、合体するわけではないから全部出す必要もない、という大胆な作劇が続きますが、OPではずっとロボットが待機しており、さてどこで流れが変わるのか。
機刃には武器として以外にも大きな力が秘められていると伝わるが、それはモークにもわからないのであった……で、つづく。
新アイテムを出しつつ、第1話で殺したきりにせず、リョウマの人格形成に大きな影響を与えている人物として、ヒュウガが回想で登場したのは良かったです。第3話でギンガの村への思い入れを描いた上で振り切らせたように、ヒュウガの存在も忘れない事で、前2作と比べると地に足の付いていない純粋戦士であるギンガ組員達の置かれた立場とその心情を視聴者に伝える工夫がされているのは巧い。
序盤という事でかリョウマとヒュウガの関係性の掘り下げがそこまでされず、1エピソードとしては物足りない出来でしたが、今後の積み重ねと爆発に期待したいです。