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2人のメモリー

◆ネオーンさん
 >ウジウジ悩んで基地に籠ってばかりでロクに行動しなかったり、スタークに何度も騙されている印象しかありませんでした。
「一度スタークに騙されたから次は気をつけよう!」とか「その問題は解決したから次はきっぱり否定しよう!」とか、そういう形での進展が妙に抜け落ちている作品でしたね……。
◆鷹Deさん
 >結局桐生戦兎にとって葛城巧とは何かが確立されてないので、葛城巧としての記憶である過去の記憶との関係性が微妙なことになってしまってるのがいかんのでしょうかね。
戦兎本人からすると、自分自身なのですんなり受け入れた、という事なのかもですが、見ている側からすると存在する「桐生戦兎」と「葛城巧」のギャップを、物語的に埋めてくれる工夫がないんですよねー。桐生戦兎の今と、葛城巧の過去の摺り合わせをするエピソードがあれば、もう少し違ったと思うのですが……。
 >戦兎がジーニアスに変身出来ない→意志の問題→ライダーは憎しみなんかじゃ動かないは個人的には好きな動機ですが
父と脳内巧と、双方に語りかけているようなニュアンスも、良いシーンでしたね。
 >初視聴時に「え?」って思ってしまったのは私のせいなのか強調してない作中に原因があるのかイマイチ分かりませんw
どうも今作、強弱の付け方が下手というか、見ていてしばしば、「え? そんな話だっけ?」となりますよね……。
◆スピリットヒューマンさん
 >ヒゲの私服ネタも監督だそうですし、平成2期に入ってからさらにいうとここどうもギャグがくどくなっている印象があります。
あー、やはりそうなんですね。演出的な悪ノリが目立ち始める、というと『フォーゼ』がかなり露骨ですが、序盤の描写にかなりクレームが来たらしいので、恐らくその緩和策の一貫として“わかりやすいギャグ”の導入が図られた結果、それが年々エスカレート傾向にあるのかな、という気はします。
 >着ぐるみ同士のどうしようもないくだらない小さな諍いがスーツアクターさんや声優さんの力もあり大変面白かったです。
デンライナー内部のシーンは、かなり現場とアフレコで、台本から膨らませていたみたいですね。それを拾って広げて返すスキルの高さが、小林さんの優れた所だな、と。
 >第45話はのっけから説明のターンでしたが、唐突で理解もできなければ納得もできないという最悪のパターン。
この終盤に入って特に、ギミックの説明の大半が登場人物の脳内でだけ完了してしまっていて、視聴者にそれを伝える工夫がどこか飛んでいってしまってますよね……。
 >主人公の掘り下げに時間をかけているにもかかわらず、主人公がフラフラして定まらないというのが今作のいちばんの問題だと思います。
やはり、葛城人格との融合が最後のチャンスだったのでは、という感じですが、うーん……。
 >特撮初経験者が一年一人でやるのは無理がありすぎますし、それこそ長谷川さんあたりのスケジュールを押さえとけばよかったのではないかと思います。
『エグゼイド』が好評に終わったらしいので、今年も「やれる」と思ってしまったんですかね……。
◆つるさん
 >正直、「ベルナージュは?」「さあな」のシーンはこれまでの作中で一番キツいシーンでした(笑)
 >ベルナージュがいなかったらビルド陣営3回くらい全滅してた気がするんですが…!
向こうが自発的に助けてくれたとはいえ、大恩人の筈ですよね……! 端々に見えるそういった「台詞のデリカシーの無さ」が、スタッフの意図以上に、歴代屈指の人でなし主人公を造形してしまっている気がしてなりません。
 >個の正義を分解する、というのは確かに面白い見方ですし、戦兎の個の薄さにも納得がいきますねー
悔し紛れにかなり妄想を転がしてみましたが、なにかしら、年間通したテーゼの集約が、残り話数で生まれてくれるといいのですが……(「科学」云々も置き去り気味ですし……)。
◆さかもと。さん
 >40話前後から下がり続けたエボルトの株がちょっとだけ上がりましたね、やっぱり自己満足のために主人公を使い周囲を滅茶苦茶にするラスボスって扱いが難しいんでしょうか
普通の作劇だと、戦兎達の奮闘でエボルトの野望が一歩後退して計画の修正を余儀なくされる、とかしそうなんですけど、「全て計画通り」なのに何故かどんどん迂回していく、というのはホントがっくりでしたね……。
 >次はグリス強化のターン…ビルドってほんと話の順番が無茶苦茶というか…
クローズあれだけ色々盛っておいて、どうして今頃グリスに回ってきたんですかね……。
 >とりあえず完成したものを提供するスタイルというか…「メインディッシュが上手く出来たぞ!前菜まだだけどもうこれ出したろ!」的な進行というか…
繰り返し展開も含めて、得意なのはステーキなので、とにかくステーキを出し続ける、みたいな事になってますよね。そこでスープとサラダを添えられる人材が、今作には必要だったのではないかという。
◆MOPさん
 >ものすごく基本的なことに今さら疑問言って申し訳ないですが、何故「記憶を失った桐生戦兎」は「記憶を失った葛城巧」のままではいけなかったのか解らなくて。
正直、理由付けをこねくり回しすぎて訳わからなくなってきますよね……あえて理由を考えると「葛城巧が死んだ事にする」事で一番影響を受けるのは、ヒゲの取り込みでしょうか……。
 >そもそもエボルトにお父さんが協力してたなら、エボルトを倒そうとした葛城巧は必要ないから普通は抹殺するでしょう。
「エボルドライバーの隠し場所を葛城巧しか知らなかったから」とは言うのですが、それなら記憶消す前に方法があったのでは、という感じで、ある目的につけた理由が他の目的と齟齬を来していて、トリックを仕掛けすぎてそもそも殺人の理由がなくなった……みたいな事になってますよね。
 >ビルドのキャストは全員それこそ美貌も演技もとても良かったし、魅力的で好感持っているので、ドラマがもっと盛り上がってたらと思うと余計に残念なんです。
戦兎は序盤から良かったですし、少々危なっかしかったヒゲも途中からはまってきましたし、キャスト陣が説得力を高めてくれていただけに、もう少しなー……と思ってしまいますよね。
 >目的とやってることがバラバラで、さっさと地球を消して次の星に行けるのにわざわざ戦兎くんたちに付き合ってやられちゃうんだろうなと思うとがっかりします。
本来なら全ての要素を収束させる最終クールが何故か、1クール余ってしまったので目的を増やして引き延ばしみたいになっているのが辛いですよね……。
◆インザファイトさん
 >「鎧武」あたりから主人公を除くサブライダーの物語は大体OVAだとか劇場版で語られる外伝作品になることが多く
本編で人気のあったキャラを補完しよう、というのが段々と本末転倒になって、ネタを外伝に取っておこう、みたいになっている部分もあるんですかねぇ……。
 >例えば本編で言うと、葛藤する戦兎を何度も慰める美空、とか。
とにかく今作、たまにはスパゲティでもいいのにな、と思っても執拗に唐揚げ弁当しか出てこないんですよね。生姜焼き弁当さえ出てこない的な。
 >そういえば次の水曜配信枠ですが、「兄弟拳バイクロッサー」に決まりました。
余裕があればホント、その辺りも見たいのですが……。
◆輝剣さん
 >志尊氏は結構お見かけするんですが。
最近割と、活躍しているみたいですねー。
 >あ、轢けたんだと思いました(笑)別に自動的に白線まで下げられるのではなく本編ではクローズもすばやく対処していただけなんですね。
注意(アナウンス)はするが、停止はしない、それがレインボーラインの殺意!
 >冒頭の展開と狩り云々から999と機械伯爵を思い出してしまいました。ある意味テーマは同じですし。
ギャラクシーラインでありますし、多分オマージュネタですよね。
 >雑なのはレインボーラインであれシャドーラインであれ大本が人間の心に由来する以上、遠い宇宙はド辺境でしかないということの表れでしょうか?
宇宙への感心が弱まってギャラクシーラインの存在が危うい、という設定なので、恐らく対となって発生した宇宙シャドーラインの方も、明確な構造が無い、という事なのでしょうね。
 >今にして思うとタイトルを打ち込むだけで烈車を銀河鉄道にしてしまったタイプシャドーはスゴカッタなと(笑)
世界にはまだイマジネーションが溢れているのです!(笑)
 >惜しい! そうさなんでもアリゲイター(笑)
ああ、そこ駄洒落になっていたんですね(笑) ありがとうございます。
 >そういえば小林靖子氏が構成担当する戦隊って番外編で動物ものに代わる傾向がある気もします。
……言われてみれば。本編がハードだと、番外編ではそれを和らげようとして、よし動物加えようか……みたいな企画になるんですかね。
◆solさん
 >物語自体も整合性もクソもなく雑なので丁度いいのかも知れませんね。
正直、ここ数話はかなりスリムカット方向で書いてます(笑)
◆Jokerさん
 >大筋の話がどんどんしっちゃかめっちゃかになってきて、何だか仮面ライダーカブトみたいになってきたなぁと思うところです。
立ち上がり、謎また謎で回してきた作品だけに、種明かしする度にボロが増えていくというのが、勿体ないですね。
 >今回いつの間にかハザードトリガーまで葛城忍が作ったものということになっていましたが
脳内葛城とあれこれ言い出した所で、ん……? と思ったんですが、やはりいつの間にかすり替わってますよね……(笑)
 >スクラッシュドライバーも完成はしていませんでしたし内海が嫉妬するほどの差なんてあったのか?という…
真相解明に続いて「父越え(父殺し)」の物語に引っ張られた結果、天才科学者・葛城巧の存在感が薄れていくというのは、なかなか不思議な事になってますよね。
 >ところで先日、戦隊職人という大人向けの玩具ブランドでデジタイザー&バトルライザーの商品化が発表されました。
おお、そんなものが。……ボイス収録されているのが、健太・久保田・早川、って凄い取り合わせですね(笑)
 >音声入力機能も意外と手頃な価格で実装できるのがわかったので、その内出るかもしれないブイコマンダーにも期待したいです。
あー、叫び方が印象強いので、滝沢ごっこはやりたくなりますね……!