◆wander_sheepさん
>40話にて戦兎は猿渡にネビュラガスを中和するキックを浴びせておけばいいものをそれはしないし
本当に死んでほしくないなら、問答無用で蹴り飛ばすべきですものね。たとえ「地球が滅びるかどうか」の瀬戸際だとしても、猿渡は戦線離脱させる、その上でエボルトも倒す、そういうヒーローの姿を見せてくれたらシンボルとしての戦兎にも納得できるんですけど。
>ここまで着々と退場へのお膳立てを整えられると、いざ退場となっても、あーそれはまあそうですよねー、みたいな気持ちにしかなれそうもないのですが・・・。
これが困った所ですよねぇ……段取りの仕方がどうにもこうにも。
>ボクサーとして順調な道を歩む万丈や、気鋭の若手政治家の幻徳や、アイドルのコンサート会場でノリノリの猿渡が
>最終回では拝めたりするのかも知れませんねー。
好きなタイプのオチではないのですが、「気鋭の若手政治家の幻徳」は少し見たいと思ってしまいました(笑)
◆やずみさん
>「道」は劇中で流れる機会のなかった曲でしたが、溜めに溜めた甲斐あって印象に残るシーンになりました。
ハイテンポでもなくバラードもでなく、使いどころが難しかったのが、鮮やかにはまりましたね。
>もうシリーズの終盤にさしかかりつつあるタイミングで、ようやくランの長所が安定したものになってきた感があります。
ランの「キャプテン気質」は、途中で権力と結びついてちょっと変な方向になってましたが、努力や、他者を引っ張る事を苦にしない、という姿が綺麗に収まってくれましたね。
>この辺、「早っ!弱くなるの早いよ!」と思っちゃいましたね。幻獣拳の強大さは伝わってきますが、勝利でも互角でもなく完敗するのは意外でした。
毎度の回転の速さではありますが……サイダインが物凄い勢いで、置物と化していきますね……(笑)
>修業を通してメッセージを語るという弱点が消えてストレートに語りたいことが伝わってくる感じがします。
大きな山を越えて、前半の縛りも薄くなり、今作の素材を活かしたエピソードがやっと出てきたかな、という感触でした。
◆輝剣さん
>潔かったのは、勇太を絡めなかったことですね。クランツと面影をだぶらせるであろうことは容易に想像できますが、それで止まれるほど彼の背負うモノは軽くはない。
これを避けて、黒騎士とギンガマンの関係を描き抜いたのは、素晴らしかったですね。
>結局、説得の決め手となったのはクランツの幻影=内なる良心あるいはかつての黒騎士の星を守ろうとした意志であった、と。
ここで、槍で復讐心を少し吸われたとか、クランツの短剣を体内に収めたとか、副次的な要素も積み重ねているのが、また今作らしい部分ですね。
>そして賞金を何に使うかで樽爺と駄弁るあたり、本当に仲がいいです。
そういえば行動隊長、なんでみんなやりたいんだっけ……? というのを凄く俗っぽい形で見せてきたのは、切り替えとしてもアクセントとしても良かったですね(笑) 樽爺の新たな位置づけもハッキリしてきましたし。
>ゴウタウロスは復讐の為ではなく友の為に戦っており、だからこそしてはいけない最後の一線を弁えていることが示され好感度アップ
タウラスがキャラクター化した事で、第6の星獣らしくなったのは、ポイント高かったですね。
>黒騎士の遺言と共に一人取り残されたゴウタウラス。ドラゴンレンジャー死亡直後のドラゴンシーザーの孤独を思い出します(ジュウレンジャー)。
あれワンカット入っている事で色々な説得力が増して、丁寧な描写が光りましたね。
>最初は気遣いの人だなーと思っていたんですが、「え、本気で受けてるんですか、アレ」とハヤテのフォローで思いました(笑)
ああ確かに、お世話になっている人ですもんね……しかし、素であった、と。
>そして、いつもの八代怪人なら「何故ここがわかった!」という役どころなのに、突入前に自分でアジトバレに気付くのが優秀
バルバン魔人はホント、平均スペック高いですね……。
>それはそれとして儀式が根拠レスで胡散臭い仕様なのが何とも(笑)
ブドーのギンガの光探索も怪しい回が幾つもありましたが、この辺り、失敗を前提にした話の運び方として上手いな、と思います。
>サンバッシュとの決戦直前や黒騎士登場直後ならわからなかったですよね。
山場の積み重ねからキャラクターにとっての意味を与え、きちっと物語として次のステップアップに繋げる、というのがお見事でしたねー。