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愛である

現在の『闇のイージス』の展開はかなり卑怯(というか禁じ手?)だと思うのですが、それでもやはり熱いのでちょっと悔しい。
そして雁人さんはまた、新しい女をオトすつもりですか?(おぃ)
ところで最近、Q.E.D. 証明終了』加藤元浩)なるマンガにはまっております。
連載は、マガジンGREAT
友人の漫画感想サイトで以前に感想があってちょっと気になっていたのですが、いやこれは面白い。18巻続いているのにも納得。
M.I.T卒業後、日本の高校に出戻りした“ちょっと変人な”天才高校生と、戦闘力と行動力が高く好奇心旺盛というパーフェクトな素質持ちの女子高生のコンビを軸に据えた推理ものなのですが、作者のジャンルへの愛が非常にいい方向に機能している漫画、の見本のような。
絵はそんなに上手く無いですし、シナリオの見せ方もちょっと荒いかなと思う事もあるのですが、久々にそういう事は脇において読んでいて非常に引き込まれる作品。殺人事件ばかりでなく、ちょっとしたユーモア混じりの小品もあったりするバリエーションも好感度高し。
……そういえば、ミステリへの愛を感じるミステリ漫画、て有りそうで実はあまり無いような気がしなくもなく。原作付きが多い中、一人で(まあ協力者は居るかもしれませんが)書いている、というのも大きいかと思いますが。
主人公の濃すぎない造型も含めて、とにかく、愛を感じる漫画。