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危ない人の妄言のような

現在、額の前方やや左上の所を、精霊さんが飛んでいます。ぐるぐる回りながら飛んでいます。うーん……ここで捕まえてしまうべきなのか、それとも自然に入ってくるのを待つべきなのか……うーん……。



↑という部分は昨日の夜に書かれたものなのですが、その後精霊さんがどうなったかというと、風呂上がりにほけーっとしている内に、どこかへ飛んでいってしまったのでありました(おぃ)
四季 秋森博嗣)読了。
天才・真賀田四季を描くシリーズもいよいよ後半。犀川創平&西之園萌絵コンビが久々の登場で、真賀田四季に迫る、という話なのですが、どうなのかなぁ……一気に読めてしまう事は読めてしまうのですが、物語として本当に面白いのか? というとやはり少し微妙。素直に、S&MとVシリーズをまとめた物、として楽しむのがまあ良いのでしょうけど。これまでの作品では全て遠回しに描かれていた色々な人間関係の部分(シリーズ通して読んでいればまあ大体察しがつくわけですが)を物凄いあっさりとぶちまけてしまっているのは、ご愛敬、なのかなぁ……。
しかしこの作者は、時に難しい理屈をこねくりまわしたものを書く割には、ヒロインの美少女お嬢様が無敵、なんていうキャラ配置を根本的に持ってくるような所があるだけあって、多少ライトなノリで書いてくれた方が素直に読んで楽しめたりするのですよね。本人がそれを書きたがっているのかどうかは知りませんが。近作のちょっと飛び気味の方向性よりは、この初期〜中期の犀川&西之園ノリの方が、個人的には好き。出来れば是非、このコンビで軽いタッチの夫婦探偵ものが読みたいです(笑)
まあここまで付き合ったので、『冬』を楽しみに……というかもう、出てるみたいですね。うちの店にはまだ入荷してませんでしたが(^^; 相変わらず、ペース早いなぁ……。



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