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やはり人間、寝ないと駄目だ

久々にゲームで睡眠時間を削ってしまって、本日えらい目にあってひどく反省。
何をやっていたかというと、何故か今更ファイアーエムブレム聖魔の光石〜』任天堂)。

ファイアーエムブレム 聖魔の光石

ファイアーエムブレム 聖魔の光石

いやなんか急に、ゲームボーイアドバンス熱が我が家で盛り上がりまして、任天堂のサイトでソフトのラインナップをつらつら眺めていたら急にやりたくなって探してきたという。実は同シリーズの『烈火の剣』はピンと来なくて途中で放棄していたりしたのですが、いやこれが、予想外に普通に面白いです『聖魔の光石』。
GBAでの3作目となり、前2作とは別の大陸(・世界)が舞台。世界観はいつも通りのなんとなくFE。二人の主人公とか、敵に魔物とか、見習い戦士とか、古いファンなら「外伝?」という単語が思い浮かぶのですが、意外や中身は『紋章』或いは『暗黒竜』チック。というか、シリーズで色々とやってきた事を適度に取り込みつつ、原典回帰的な色彩でまとめ上げた感じ。
何が原典回帰かというと、淡泊
初期のFEというのは、良くも悪くも独特の淡泊さがあったのですが、そこにかなり近い色合いで作られています。
わかりやすい所で一つ、ゲーム的な具体例でいうと、
“好きなキャラ使って好きにクリアしてください”
という放置っぷりというか、プレイヤーへの投げ度が、GBA以降のシリーズで恐らく一番高いです。インターミッションが長すぎず、テンポ良くさくさく進むのも良い感じ。この点に関しては好みの問題もあると思いますが、久々にFEやって、私が求めているものと実際のゲームにおけるリズムが合いました
逆説的に、“リズムの合うゲーム”というのが存在するのだと、この年にして、ようやくわかった。これホント、人によって色々あるのだと思うのですが、ゲーマーとしては、一つの悟りを得た気分(笑) まあレトリックといえばレトリックなんですけど、妙に好きなゲーム、というのは要するにゲーム性とかシステム云々以上に、リズムが合うのだなぁと。
難易度はやや低め、ぐらいかな? シリーズ経験者にはほどほどの手応え、というぐらいだと思います。現在12章ぐらいまで進めてますが、なんだかんだで10回ぐらいリセット。面によって割と初期配置が重要なので、並び替え忘れた! とかいうのが半分くらいですが(笑)
総合的なボリュームと、バランスなども含めたこの先の展開次第で評価変わりますが、今のところかなり楽しんでおります。