なんか一部マスコミなどでかまびすしい話が出ているようですが、先週発売の、『中学野球小僧』3月号において、我らが佳くんがレフト守備について、インタビューに答えています。興味のある方は一読してみると面白いかも。
んでまあ、
というのが基本的な要点であって、これを気付かずに(?)混同すると話がわからなくなるわけなのですが。
「レフトを守れるかどうか」
と
「レフトのプロフェッショナルであるかどうか」
は別問題
その上で、
じゃあレフトでいい選手っていたっけ?
という問題は最初にあって、それを踏まえた上で、微妙な能力の本職レフトの選手をスタメンに入れるよりも、多少レフトに不慣れでも能力の高い選手を入れよう、というのが今回の選抜の構想である、というそれだけの話であると思います。
予想される外野スタメンである、福留・青木・イチロー、の誰かをベンチにしてまで、スタメンに入れたいレフトっている? という問題に対する解答は個々人によるとは思いますが。
あとまあ、“本職レフト不在を擁護する側”の人達にも時折、
「プロの外野手ならレフトも出来て当然」
みたいな論を張っている方いますが、まあこれは間違いではないのですが、極端な話、プロで1軍にいるようなレベルの運動能力と練習量を兼ね備えている選手は、どこのポジションでも大体出来ます。内外野問わず。“プロの守備”として通用するかどうかは別にして。
その基礎能力に、捕球能力などを含む根本的な守備センス・肩の力・守備範囲(機動力)などの適正が考慮された上、チーム事情による諸々があって、そして経験による習熟を経てよりプロフェッショナルに近づいていくわけで、論としては少々ナンセンス。
すっごい単純化すれば、
「習熟度」を取るか、「総合力」を取るか、の話とでもなるのか。
……まあ、全てのポジションにおいて、守備位置の習熟度に重きを置いた、超渋い代表チーム、も見てみたい気はしますが(笑)
ちなみに代表監督の原辰徳は、後にレフトにコンバートされた事からか守備のあまり良くないイメージありますが、確かに特別巧くは無かったものの、特に下手という事もありませんでした。1年目はセカンド守ってましたし。
あと亀井に関しては、ババ引いた見返りといってはなんですが、期待の若手の一人や二人、恣意的に連れて行く権利は原にはあるでしょう(笑) 連れていくのもメリットばかりではないですし。大体、楽天の田中もそうだと思うわけで、こーいう、経験積ませる為の若手選抜はむしろやるべきだとは思いますが。