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DHのあとさき

例えば20年ぐらい前には、「指名打者制度のないセリーグの方が、投手交代について考える事が多く野球が高度」とか言う解説者は平気で居たわけですが、今年は非常にあちらこちらで「指名打者制度のあるパリーグの方が、投手が長いイニングを投げる機会が多くなり成長しやすいのでは」と言われております。しかし一方で、それならパリーグの投手がずっと良かったのか、というと、一昔前はチーム防御率的にはセ>パだった記憶があります。もっともこれは、パリーグの方が相対的に打者のレベルが高いために投手が点を取られやすい、という可能性もあるので何ともいえませんが、何にしろもうそろそろ諦めて、どちらに転がすにせよ、ルール統一した方が良いのではなかろうか、という気がする今日この頃。審判もリーグで分けるの止めたし、そういう伏線そのものは徐々に引いているのかな、という気がしますが。
個人的には、投手が打席に立つ方が自然な気がする、という感覚はあるのですけれど、DH制の方が、光の当たらなかった野手に活躍のチャンスが増える、という点において見る楽しみが増えるかな、と最近は思う。これは近年の自分の視点が、スター選手よりも、少し地味な方に向いているから、かとは思いますが。