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ディープのあれに関して

なんだかヒステリックな話も幾つか出ているみたいですが、出ている情報を読む限りでは、要するに何らかの凡ミスというか過失であって、フランスギャロもそういう対応であるようだな、と。
一つポイントを挙げるとするならば、その過失が日本の厩舎サイドの責によるものなのかフランスの獣医サイドのものなのか、相互の意志伝達ミスなどによる複合的なものなのか、という事かもしれませんが、まあ恐らくは複合的なものなのかとは思いますが(日本マスコミの犯人探しに迎合する気はないのですが、獣医も人間である以上、何らかの処方ミスなどがあった可能性も0ではない)。この辺りは関係者の話を普通に集めていけばわかる事ですし、フランス側の最終的な調査報告待ちといった所になるのでしょうか。……JRA、自分で調査する気ないらしいですし。
池江調教師好きとしては、早く騒動が落ち着いて、何らかの制裁は免れないかとは思われますが、落ち着く所に落ち着く事をお祈りしております。
しかしまあ、今に始まった事ではないですが、日本のマスコミはお粗末すぎるというか、なんかもう引用するのも恥ずかしくて嫌なのですが、SANSPO.COMの記事〔ディープ仏で薬物違反…〕によると、

−−うがった見方をすれば、フランス側にハメられたということも言えるのでは?
とか公式の記者会見で質問した方が居らっしゃるようですが、えー、いやこれ、言って良い事と悪い事があるというレベルも越えて、フランス競馬界に対する侮辱と取られても文句言えないですよね。というか、そのものというか。まあ多分、言っている本人はそんな事つゆほどにも思ってないのでしょうけれど。
JRAも、
「フランスギャロの審査結果が出ないことにはコメントできる立場ではありません」
なんて阿呆なコメント返してないで、こんな人は会場から即刻退場させないと駄目でしょう。
この辺りのなんというか、対外的センスの欠落というのは致命的で、なんか正直、薬物うんぬんと全く関係なく、馬にも関係者にも責は無いけれど、凱旋門賞負けて良かったかもなぁ、とか思わず考えてしまいましたよ。
あまりにも幼稚。
後まあ付け加えですが、JRAは四の五の言わずに今回の件に関してはきちっと調査をして、長期滞在における一つのリスクモデルとしても、後に続く馬や陣営の為に報告をまとめるべきであって、現在進行形の話とはまた別に、次のステップという観点からも行動を強く望みたいです。