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ごそっと一気にシリーズ1

消費カロリーの多い『プリンセスプリキュア』が終了したので、この2週間ばかり溜めていた諸々を一作ずつまとめ見。
◇『ハルチカ』 3−5話
3話:10月 4話:12月 5話:3月?
……はやっ。
まあこのペースでも、1クールで大会まで行こうと思うと、残り話数も1話で1ヶ月ぐらいになるわけですが。
で、ここまで見て思ったのは、原作未読なので断言は出来ないのですが、もしかして、アニメの脚本と演出で原作の魅力をがったがたにしているのではなかろうかという事(^^;
いや、原作も「小説」として面白いのかはわからないのですが、少なくとも今作、「ミステリのアイデア」としては毎度そこそこ面白いのですが、それが全く物語としての面白さになっていないのは、原作からこうなのか、アニメが下手なのか。
後、毎度けっこう重いテーマをさらっと描いていて、もちろん必ずしも重いテーマを重い雰囲気でやる必要はないのですが、それにしても、そのテーマをその空気で描いてはいけないのではないかなーと思う事がしばしば。
典型的なのは第3話で、「退出ゲーム」のアイデア自体はかなり面白いのですが、サックス少年の事情をかなり多数に曝しているのは疑問を感じますし、そんな解決の仕方で良いのだろうか? と。後、あれを見せられた観客の生徒達は拍手どころかぽかーんだよな、と思うわけで、その辺りの物語的説得力を全く作れていないのですが、これは原作からなのか、アニメが下手なのか。
1クールに圧縮する為に色々と切り捨てざるを得ない状況なのかもしれませんが、どうも勿体ない造り。