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『JESUES〜砂塵航路〜』7巻、感想

JESUS 砂塵航路 7 (7) (ビッグコミックス)

JESUS 砂塵航路 7 (7) (ビッグコミックス)

クロスオーバーネタ含めあちこちに引いていた複線が絡みだし、5巻ぐらいから急速に増加した新キャラ達も世界に馴染んできて、そして広げた風呂敷の向かう方向が見えてきた、という、非常に面白い巻でした。
エンターテイメント作品には、ある程度、目に見える作品のベクトル(主人公の目標だったり、明確な敵だったり)というのがあった方が、安心感、という点において読みやすいと思っているのですが、今作の場合、主人公の目的はハッキリしているもののそこへ至る道筋が不明瞭だったり、当座の敵しか出てこない、というのが、若干の不安定さを感じさせていたのが、今巻においてようやく解消され、作品に安定感が出て読みやすくなりました。
何より芯が安定した事で、クロスオーバーキャラが出てきても、風呂敷の拡がり方にぶれが出なくなった事が大きい。
正直、七月さんに関しては、こういう、読者を安心させる形、は早めに造っておいて欲しい(笑)
作者には見えていても読者には見えてない事は当然たくさんあるわけで、ただでさえ過去作品で広げっぱなしを得意とする人がクロスオーバーまでやっている事に読者として多大な不安がつきまとっていたわけですが、風呂敷の輪郭が(ここから広がる可能性も、当然あるとして)見えてきた事で、新キャラどんとこい、ぐらいの安心感が出てきました。
5巻の時に、先への伏線ばかりでいまいち、というような事を書きましたが、それが物語の確かな形を作りだして、先へ向けて明確に走りだした、一つ、ターニングポイント的な巻となった気がします。
後は、走りきってくれる事を祈るのみ。
ところで、私、サンデー連載時からのファンで、「ジーザス=藤沢真吾」を好きな事にはかなり自信があったのですが、それでも、楯先生が出てくると、楯先生超格好いい!! と思う自分に気付いてしまいました(笑)
楯先生は、やっぱりいいなぁ。
七月×藤沢コンビにおける、格好いいイズムの極点なのだと思う。
あと今巻では、海江田カイザさんがポイント高い。
従来、長生きしなかったタイプなので、シリーズのアクセント的にもいい感じです。今巻、既にアッシュより出番多いですが、明らかに、アッシュよりおいしいので頑張ってほしい(笑)

週末から幾つか

土曜日、『世界ふしぎ発見』が、映画『スペースバトルシップ・ヤマト』のフィーチャーデイ。
解答者席に、黒柳ファミリー(黒柳徹子板東英二野々村真)&ヤマト乗組員(木村拓哉ダイワウーマン黒木メイサ、緒方直人、マイコ)が並ぶという、超カオスな空間。
キムタク相手でも、草野仁は斬りまくるのかと思ってドキドキしながら見ていたのですが、さすがに(?)大人しめ。むしろ、番組のファンでよく見ているというキムタクに、微妙に斬られ待ちの気配があったので、引いたか、草野。
番組はそんなキムタクが、パーフェクト達成で勝利。
「番組のファンの木村拓哉さんは、いつか黒柳徹子さんに勝ちたかったそうです」
という草野仁のコメントを聞いた徹子、キムタクの背後上段から、
「勝って嬉しいでしょ」
と、氷点下の一言。
声が全く笑っていませんでした。
徹子、超怖い。
昨日の『ワールドビジネスサテライト』、冒頭からやたらにニコニコした小谷さん、「今日はいつも隣に居る進藤さんが居ません。どこに居るかというと……」
半島ですか? 半島に飛ばしましたか?!
と、一瞬思ったのですが、深夜営業のドンキホーテでした。
「エコポイント半額まであと1時間、真の駆け込み需要はあるのか!?」と、わざわざドンキに中継入れるという、バカ企画。
どう考えても、進藤キャスターへの、軽くないイジメです。
中継入れてみたのはいいものの、23時過ぎの家電売り場に客の姿などほとんど無く、キャスターも店員もカメラの前で困り、結果、ドンキの宣伝しただけで終わる、という凄い事になっていました。
そして今日夕方、ぼーっと点けていたTVで、『おかあさんといっしょ』が始まって、冒頭、
「お兄さんはお城に住みたいなー」
「じゃあ、お姉さんは、お菓子の家に住みたいな」
「溶けちゃうよー」
うわ?! ツッコミ入った! 隣の小さい子供からまさかのツッコミ入った!!
(お姉さん、子供にちゃんとフォロー入れていたけど、音声かぶって聞き取れず)
色々、面白かった。