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ちょっと気になる話・2

昨日の話の続き。
とりあえず時間の都合でぶつ切れになってしまった昨日の話の一まとめなんですけれど、あれだけダラダラ書いて何が言いたかったかというと、

  • 一昔前の強い馬のレース情報(経歴など)が意外にビギナーの目に触れない
  • 大きい所を一つ勝って引退→繁殖入りという良血馬が目立つ
  • 現役のトップ馬と一世代前のトップ馬の比較がしにくい

などの要素が重なった結果、一種の「良血馬・人気馬信仰」というものが若いファンを中心として一つの価値観として存在しているのではないか、とそんな気はします。「勝つべき馬の選定」とでも言えば良いのかなぁとも思うのですが(この辺りにきっと、POGとかダビスタなどの影響も絡んでくるのでしょうが)。
価値観というのはどうしても時代に即するものでありますので、単純にくくってしまえば「人気薄の馬が勝つ事が評価されない時代」となっているのかもしれません。
……とか書くと言い過ぎなような気もするんですが、まあ、これはこれでなんか理屈は繋がっているので個人的にはOKという事で(笑)
さて、id:toroneiさんがこの話に関するリンクを並べて下さってますが、色々な方が話を広げていてなかなか興味深いです。個人的にはそれこそ、ギャップを埋める好機になってますし(笑) ネットというのは、継続的ではないけれど即応的に、こういう機能を果たすのがいい所。
昨日触れたかった事の続き。


角田晃一騎手の最近の若い競馬ファンの評価の低いことは怒るというより笑ってしまうぐらいビックリです。 id:toroneiさん
正直、角田騎手がG1を10勝以上しているのは、知りませんでした。
こういった騎手の評価に関して言えば、武豊の存在も影響しているような気もします。近年の競馬事情に関して『サンデーサイレンス産駒の席巻』というのが一つキーワードになっていますが、『武豊の席巻』というのもあるのでないかと。勿論、実際に武豊は困ってしまうぐらい凄いわけですが、特に90年代後半から入ったファンにとって、武豊とそれ以外の騎手に感じる差って物凄いものが有るような気がします。
……というわけであれですね、武豊にG1で人気薄の馬に乗って大逃げ圧勝してもらう、というのはいいかもしれません(笑)
それから、主題の一つになっている「最近の競馬ファンは“子供っぽい”のではないか」という事なのですが、うーん……例えば現場でのマナーに関していえば、“良くはない”とは思います。紙吹雪やフラッシュ撮影は論外だと思いますし。ただ正直、初めて行った時に、競馬場ってこんな感じなんだ、という受け入れ方をしてしまったので、順応してしまった所はあります。G1ファンファーレの手拍子なんて、最初は普通やるものなのだ、と思ってしまいましたし。……こういう所が、語り継ぎが疎かになっているという事の一つの害なのでしょうね。
あと全体的に、レースが終わった後に「ほーら、やっぱり○○が勝った」みたいな事を言いたがる傾向、というのはあるような気がします。それが言えないと非常に気に入らない、というか。番狂わせのレースに対して“へそを曲げる”という感じなのかなぁ……
現実に対する折り合いをつけない、というのはまあ、子供っぽさの典型的症状と言っていいのでしょうが。
……うーんなんか、結局まとまりつきませんでしたが、とりあえず競馬歴5年ぐらいの人間から見た最近の競馬に関する雑感を、id:m-waniさんとid:toroneiさんのやり取りを引き合いにさせていただく形で勢いで書いてみました。
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NHKマイルカップの予想は今の時点では、
◎ メイショウボーラー
○ コスモサンビーム
▲ ナリタトップボーイ
で。後もう少し、穴馬を検討予定。キングカメハメハはちょっと人気が高くなりすぎている気もするのですが、この馬に勝たれたら素直に諦めます(笑)