というわけで、唐突ながら今月は私的SF月間という事で。一応目標は、一日一編、SFの紹介。まあ、仕事で疲れていて駄目そうだったら、あっさりオチますが(おぃ) 出来るだけ、という事で。
一応ネタばれは避ける方向でいきますが、作品の面白さを紹介するのが目的の一つという事で、多少は内容に触れるかと思います。その点は、御了承下さい。
というわけで第1回は、今日この日はもうこれしかない、
『10月1日では遅すぎる』(フレッド・ホイル)
ISBN:4150101949
これを思いついた故の唐突なSF月間説もありますが(笑)
ある日を堺に、“時間”が不断の流れを刻まなくなった世界――1966年のイギリスとハワイ、1917年の中部ヨーロッパ、古代ギリシャ……様々な時代が併存し、その全てがそこに住む人々にとって“現在”である世界――果たして、いつからこうなったのか。そもそも、時間とは、なんであるのか。混迷する世界を旅する内に、主人公はある場所に辿り着くのだが――。
時間テーマの古典の一つに数え上げられる作品。読んだ時に、“何だかよくわからないけど、凄かったなぁ”という感想を抱いた記憶があるのですが、今回さらっと読み返してみても、やっぱりわかりませんでした(^^; 正直まあ、私自身はこの“よくわからないけど凄かった”という感触がSFに限らず割と好きだったりはするのですが。SFを読むとそれに割と当たる、というのがSFが好きな一つの理由でもありますが……まあ、勿論わかって面白い方がいいんですけどね(笑) よくわからなくて面白くなかった、という場合もありますし(^^; これはいつか再び、きちっと読み直したい一作。
……て、自分があんまりよくわからなかった作品だから、何の紹介にもなってないなぁ(おぃ)
えー明日はちゃんと、わかるやつを書きます、多分。
しかしこのタイトルは、素晴らしいよなぁとか、思うわけであります。