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おでかけ

本日は、これに行って来ました↓
ぼくらの小松崎茂http://www.teipark.jp/event_komatsuzaki.html
 (会場:逓信総合博物館http://www.teipark.jp/〕)
id:ma-asaさん、情報ありがとうございます!)
正直そんなに期待はしていないけど小松崎茂は大好きなので〜ぐらいの気持ちでいったのですが、いやこれが、予想以上に大満足。東京近傍在住のSF者・特撮者の方には、お薦めです。
展示は編年式で、最初の方には日本画や風景スケッチなどが並べられているのですが、うんもう、基本が違います。基本の才能が、ではなく、基本の修練が。ライオンとか馬とか街並みとか、実物見てきちっと描いているわけですよ。その繰り返しによる土台の力ってのが非常にちゃんとしている、というのがよくわかる初期のスケッチはファン必見。
絵描きの人と一緒に行ったのですが、同行者もしきりに感心しておりました。
本物の力、本物を描こうとする力、というのが抜群。それはもう、最初から偽物見て、脳内補完して描いている絵とは*1、ものが違います。
箱で見て知っている有名なサンダーバードの絵の原画などもあったのですが、よくよく考えれば当時の印刷技術の再現度がそれほど高いわけもなく、原画はもう、激巧。ちょっと感動的。
会場はそれほど大きくなく(スペースに衝立組んで展覧しているタイプ)、入場料600円で、ざっと見れば30分、真面目に見れば1時間、非常に真剣に見れば2時間強、というぐらいで一周できるかと思います。私は一時間ちょっといました。気楽に見られる感じの展示なので、最後にさらっともう一周したぐらい(笑) 平日の昼前という事で、人がそれほどいなかったというのもありますが。
人出はどうなのかなぁ……常に何となくお客さんが居る、という状態ではあったので、平日の昼前という事を考えればそこそこ入って居たのかな、というぐらいで。観覧には非常に快適でした。客層はやはり、現役で盛り上がっていた年代なのか50がらみぐらいの人達が多かったです。
お気に入りは、レスキューマシン。
いやこれがもう、凄かった。
まあそんなわけで、かなりお薦め。
SF・特撮者もそうですが、メカ絵描き(志望)の方も是非。

*1:別にそれはそれでありなんですが