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横浜売却問題と県知事の要らぬ横やり

仕事で忙しくしている間に、横浜周りでこんな事があったらしい。
〔神奈川県知事、住生活の横浜買収に不快感/sanspo.com〕
一言で言えば、「何を言ってるの?」という話ですが、球団経営、道楽か何かと思っているのかなー。
百歩譲っても、現段階で言う話ではなく、横浜で球団経営やります、と落着した時に、行政サイドの希望、として口にするかどうか、というレベルの話ではないかと。
まあ、
「自分の会社の宣伝さえできればいいという論理には違和感を覚える」
「理念が感じられないのは残念」
と言っている本人が、特に「理念」もなく、こういう状況にかこつけて「自分の存在をアピール」しているのだから、冗談にしても程度が低い話でありますが。
というかこの人これで、「行政のトップがやかましいので、買収やめます/横浜出ます」とか言われたら、どうするつもりなんでしょう?
そんなわけで、


松沢知事が買収側の狙いは企業アピールが目的ではないかとの見方をしたことについて
「知事が勘違いしたのではないか。(宣伝しないなら)何のためにやるのか。野球は昔から何かの効果を求めてやっている」
〔横浜・若林オーナー異論「知事の勘違いでは」/sanspo.com〕
若林オーナーにさえ突っ込まれる(笑)
そして買収交渉を進めている住生活グループの潮田洋一郎会長は、

神奈川県の松沢成文知事(52)が「会社の宣伝さえできればいいという論理には違和感を覚える」と批判したことについて「ああいうのはちょっとうっとうしいなと思います」などと記者団に述べ、不快感を示した。
〔住生活G潮田会長、批判に「うっとうしい」/sanspo.com〕
なんか段々、好きになりそうです、潮田会長(笑)
大洋ホエールズ秋山登が好きだった、とか、明らかにホンモノだしなぁ。
勿論、近年の北海道日本ハムファイターズの成功を一つのモデルに(というか、日ハムの本拠地移転後のあれやこれやは、野球の外の人達に、成功モデルとして過大に受け止められすぎているきらいはある)、地域密着を見据えたプロ野球チーム、という方向性がそれこそ「理念」として在っていいとは思うし、球界全体がプロ野球の未来というものについて考えていく中で、考慮されるべき要素の一つではあると思います。
かといって綺麗事には綺麗事のひずみも出るわけで、まずスポンサーあってこそ、というのは、ビジネスとしては当然だという、第一義を蔑ろにしては、何もならないでしょう
正直、ファンの方には悪いですが、横浜のオーナー及びフロントひいてはチームを何とかしてくれ、というのはリーグ自体の活性化という点において他球団ファンにとっても割と深刻な問題であり、その改善に関して、大きな期待を寄せております。