……とは言ってみたものの、ネタばれ無しでこのゲームについて語るのは難しいですね（＾＾；
ゲームのプレイ感とかは、基本的に１から変わりませんから、改めて語る事もないですし。
とりあえず、（企画兼ライターの方は嫌いみたいですが）敢えてシリーズの好きに順位をつけると、
１＞３＞２
という感じです。
ファーストインパクトの強みというのもありますが、第１作が一番好きですね。システム的な面白さ、ストーリーの綾、そしてこのゲームの真髄といえる“逆転”の快感、それらを堪能するのにはシンプルにしてベストかな、と。
基本的にはどれも面白かったですが。
『３』で気になったのは、（以下、大幅にネタばれにつき隠します。反転してお読み下さい。将来的にゲームをプレイする気がある方は読まないのが吉）
以上、ネタばれ終わり。
ちょっと最終話がウェットすぎるかなぁと。あと、ゴドー検事に引っ張られすぎたかなぁと（ライターさんが）。まあ、最終話がウェットな展開になるのもゴドー検事がおいしい所を持っていくのも途中でだいたいわかる事ですし、成歩堂くんも成歩堂くんなりに最後に見せ場をいただきましたが、ちょっと気になりました。
まあこれは、私が『逆転裁判』を“爽快感のゲームである”と位置づけている、という事もあるからだとは思いますが。そういう点でも、１における最終話の狩魔検事戦は（狩魔検事も“絶対悪”というわけでは決して無いのですが）巨悪を倒す感じがあって、すっきりと戦い・すっきりと勝つ、所が好きなんですよね。
後まあこれはシリーズを重ねてしまった為に仕方ないと言えるのですが、『１』で良かった事の一つは、“繋がると思ってなかった話が繋がった”所にあると思うのですよ。これはそのまま、ミステ リの醍醐味の一つと言えますし。そういう所で、出さざるを得なかった綾里舞子、引っ張り続けていた綾里キミ子、美柳ちなみにゴドー検事に千尋さん。これらの要素が最初から最初から集約されるのがわかりきっていた話としては、ちょっと足りなかったかなぁと。後少し、ひねりというか驚きが欲しかったなぁというのは、個人的な我が儘。
狩魔冥なんかも、もう少し話に絡めて良かったと思うのですが。あれだと何か、サービス顔出しというか数合わせというか（＾＾； 一番まずかったのは、御剣ｖｓ冥より、御剣ｖｓ矢張の方が面白かった、という所か（笑）
その内、本家が再開した暁にはちゃんと文章書こうかな、とは思っております。
ちなみに好きなエピソードは、
１位 「初めての逆転」
２位 「逆転のトノサマン」
３位 「盗まれた逆転」
次点 「逆転、そしてサヨナラ」
という感じ。キャラクターでシリーズ通して一番好きなのは、成歩堂くんの邪悪な笑み。次が狩魔豪。後は哀牙探偵とか御剣とか。裁判長とか阿内検事とか星影先生とかも割と好きだったり。
