『トリックロジック』、主役以外の演技は気にならない、と書きましたが、やっぱり、気になる(笑)
一言二言だとそうでもなかったけど、台詞が長いとやっぱり気になる。
ううーん、タレント起用を全否定する立場ではないのですが(そもそも、純粋声優というファンタジーは所持していない)、声だけ仕事に慣れしていない人の、独特の違和感、というのは、あれはなんなのでしょう。なんか“声が浮く”というか、あれがどこから生じているのか、は純粋に気になります。
単なる場数の問題なのかもしれませんが、合う人も居ますしね、とそれこそ声質(素質)の問題になるのかもしれませんが。
ゲームの方は、5話までクリア。
某誌のレビューにも書いてありましたが、トリックはほぼ解けているのに、ゲーム的な解決に繋がる〔ヒラメキ〕を発生させるナゾとキーワードの組み合わせが思った通りに見つからないと、苛々します(笑)
まあそれでも、5話はなかなか面白かった。
担当が、コミック版『逆転裁判』『逆転検事』の脚本を担当している黒田研二なのですが、登場人物が大仰な名前だったりその他色々、サービスなのか或いは没ネタの転用なのかと穿ちたくなる感じで、変な話、少し弄ると、まんま『逆転』に使えそうだなぁという(笑)
むしろ、推理中に糸鋸の幻影とかがちらついて困る。
あそこまでトンデモではないので大丈夫。
若干、厳しい所があるのは全体的ですし……タイトルに銘打っている通り(?)、基本的に解決はロジック優位で、論理的に繋がりさえすればOKという傾向があります。その為、シナリオはおしなべて(少なくともここまでクリアしたエピソードでは)細部の幸運とか犯人の大胆な行動とかは、ロジックから逸脱しない限りは許容される場合が多く、そこが気になる人は気になるかも。逆にクリアの為には、そういった部分にはあまりこだわりすぎないのが肝要。