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胸に抱えて

友人からよく薦められるものの、今ひとつ、『サカつく』とか『野球つく』のシリーズにはまれないのですが、これらのシリーズがもう少し『ウイニングポスト』シリーズぽかったらなぁ……とか、ふと思いました。
いや、方向性が違うのはわかるんですが。
『つくろう』シリーズは何となく、淡々としているイメージあるんですよねぇ……。
も少しそこで、設立時に他チームのオーナーの助言があったり、監督との人間関係があったり、応援団(サポーター)代表なんて人が開始時に出てきたり、とかステップステップごとに色々と細かいイベントがあったりすると盛り上がるんだけどなぁ、と思ったりするわけですが。
いやまあこれはもう、純然たる好みの問題なんですけどね。
改めて考えると、『ウイニングポスト』シリーズは私の好みに非常に合致したゲームだったんだなぁ、と。このゲームの上手い所は“成り上がり気分”に有ると前に書きましたが、あともう一つ、そういう気分を味わえる所も含めて、ゲーム内世界観における他者の反応があるんですよね。自己完結ではなく、何かある度に周囲のNPCが反応を見せる事によって、“それがその世界においてどんな意味を持っているかをプレイヤーが認識できる”。これはゲームの文法的にも非常に正しいのですが。
例えば牧場を増築する度に、「おお、○○を作ったのですか。しかしうちの牧場には○○があるんです、負けてませんよ」なんて隣の牧場の人がやってくる、というのは(別にいちいちテキストを真面目に読まないのですが)、演出的に非常に上手い。この、ある種のあざとさこそが、このゲームの魅力の一つだよなぁと(笑)
……あくまで、ゲームの方向性に対する好みの問題なので、誤解無きようにお願いします。