ぼちぼちプレイ中。現在、第２章中盤（？）ぐらい。
村人の台詞に反応する形で、けっこうパーティ内会話の内容が変化する事に２章途中まで気付きませんでしたよ！！ いやだって、１章は途中まで会話相手いなかったし。
このパーティ内会話は割と示唆的で、“テキストに著しく制限のあった時代のＲＰＧ”である原典のテイストを残しつつ、ある程度、言葉足らずな部分のフォローをする役割を担っているのですよね。まあそれでも言葉足らずな所は多々あるのですけど。ただ、足りていれば良いというわけでもなく、ＲＰＧにおけるテキスト論のサンプルとしては、この新旧『ドラクエ４』というのは、かなり興味深いかもしれない。
以下、幾つか思った事を箇条書きで。
- オープニングタイトルの所だけ、何故か他より音量が大きい。いやまあ、実際あれ聞くとやはりぐっと来るものがあるので良いといえば良いのですが、しかし若干うるさい（＾＾；
- そしてプレイして思い出したのですが、ボリューム的な広がりという点も含めて、『４』はドラクエミュージックの最高峰だと思う。特にあの、ここから盛り上がるんだ、という所の手前でだいたい戦闘が終わる、戦闘の音楽がニクイ。というわけで昔のサントラが聴きたくなりました。オケ版が聴きたい。
- 道具の受け渡しとかは、もっとシンプルで良かった。
- 上下の画面にマップが貫いて出ている必要性は、今のところ感じられず。その内、演出的に活きてくるような面もあるのかもしれませんが、そうでもないなら、別に下画面だけで良かったような。上はステータスかマップでも表示していてくれれば充分。
- 画面を回転させると上下の画面がぶれなく連動して動く辺りは、地味に高い技術を使っているような気もするのですが、そもそもこれもあまり必要性を感じず（＾＾； というか回転する必要もあまり無い気がするんですけど（笑） まあ、今売ろうとすると、これぐらいのはったりは必要なのかなぁ。
- 町の中での移動がちょっと見づらい。なんというかこう、キャラクターにフォーカスが当たった状態で、周囲の風景がぶれるような感じで移動するんですが、慣れるまでちょっと気持ち悪かった。
- ＳＦＣで『６』をやった時はぎょっとしたのですけど、戦闘でのモンスターが動くのは意外や良い感じ。１モンスター２パターンぐらいあるのも良い。
- 教会に行かないと次のレベルまでの経験値がわからない！！ ……いや、前からそうなのですけど、久々にドラクエをやるとけっこう衝撃ですね（笑） 毒喰らっただけで寄付しにいかないといけないし。
- ラリホーが凄まじく強い。今まで、ブライのラリホーに耐えた敵はわずか１匹だけですよ！ まあ、２章は結構な敵の量が出るので、逆にラリホーが効かなかったらと考えると、何度か全滅していた気しますが（＾＾；
画面周りに若干の不満がありますが、べつにやらなくても良かったのでは？ 的なものであり、決定的な批判というわけでもなく、全体的に概ね楽しんでおります。地味なＬＶ上げとか好きですしね（笑）
ああ、はやく４章に行きたいなぁ。フィールドと戦闘の音楽が好きなのですよ。５章の、勇者哀愁一人旅も好きですが。
