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逃した魚の話

古書店巡りをしていたあの頃、もっと古い『SFマガジン』を入手しておけば良かった、というのは未だに勿体なかったと思う事の一つ。
まあ、基本、興味のベクトルが海外SFに大幅に偏っているので、海外SFの比率の多い号で無いと買いにくい、という事情もあったのですが。
短編とかは雑誌掲載のみに終わっている作品もかなり多いので、適当に買っておくと何がお宝やら、というのもあったりで。
ぼちぼちと何冊か入手していたのですけど、今の視点で考えると、もっとお宝があったかもしれない。
と人は逃した魚を思うのでありました。
で。久々に古いSFマガジン読むと、掲載されている小説よりも連載コラムとかが時代を感じさせて面白かったりもする。
1984年の号では、池田憲章が『ガンダム』とか『ミンキーモモ』を語っていた。