はてなダイアリーのサービス終了にともなう、旧「ものかきの繰り言」の記事保管用ブログ。また、旧ダイアリー記事にアクセスされた場合、こちらにリダイレクトされています。旧ダイアリーからインポートしたそのままの状態の為、過去記事は読みやすいように徐々に手直し予定。
 現在活動中のブログはこちら→ 〔ものかきの繰り言2023〕
 特撮作品の感想は、順次こちらにHTML形式でまとめています→ 〔特撮感想まとめ部屋〕 (※移転しました)

『世界忍者戦ジライヤ』感想24

◆第41話「磁光真空剣v.s暗黒剣」◆ (監督:三ツ村鐵治 脚本:高久進
冒頭から、直接対決で斬り合うジライヤとデモスト。一進一退の攻防だったが、デモストの隙を突いて、ジライヤの斬撃が閃く!
「磁光真空剣・真っ向両断!」
デモスト真っ二つ?!
……夢でした。
…………デモストの(笑)
高久先生、このネタは、去年もやったと思います!
ドリーム対決に敗れたデモストは、ジライヤの持つ磁光真空剣こそ脅威であると改めて認識し、かつて自らが手にしていた愛刀・暗黒剣を思い出す。しかし暗黒剣は、2300年前、デモストが逮捕された際にジライヤ先祖によっていずこかへ封印されていた。だが、暗黒剣はそう簡単に処分できるような代物ではない……おそらくこの地球上のどこかに今も眠っている筈。目覚めたデモストは、ジライヤを確実に葬り去る為に、暗黒剣を探し続けていた。
「暗黒剣よ、どこに居るんだー」
遠く地平線の彼方へ向けて叫ぶデモスト。
……なんか、圧倒的な悪役だった筈が、ちょっぴり愉快なおじさんになってきたぞ(笑)
その頃、紅トカゲ@刀剣マニアは、落人伝説の刀を求めて、ある村を訪れていた。そこはダムの建設によって水没する事になっており、既に無人であったが、村全体に重苦しい妖気が漂っていた。
「なんだ、この胸騒ぎは……」
廃屋を調べた紅トカゲは、誰も居ない筈の部屋にみなぎる殺気の元を辿り、壁に塗り固められていた一振りの刀を発見する。それこそが、暗黒剣。その怪しい輝きに魅入られる紅トカゲ、人相が悪くなる(笑)
落人伝説を追って辿り着いたという事は、ジライヤ先祖が適当に隠した暗黒剣がどこかの時点で発見されて、人の手を渡り渡ってこの村に隠されていた、といった所でしょうか。おそらくデモストは元同僚の隠蔽能力を過大評価して、難しい所を探しすぎたのかと思われます。
紅トカゲによって暗黒剣が目覚めたのと時を同じくして、武神館の道場に警報装置が鳴り響くと、磁光真空剣が自らセキュリティを解除して外へと浮かび上がる。そして独りでに鞘から抜けて、壁に突き刺さる磁光真空剣。
「磁光真空剣は己の意思を持っている。生きていたのだ!」
哲山の言葉を受けた闘破は、麗をともない、磁光真空剣の指し示す方向へとブラックセイバーを走らせる。
助手席で道案内する日本刀(笑)
一方、恒例の盗み聞きでこの怪現象を知った妖魔一族、「毒斎殿、もしかしたらパコの在処が」と、ショットガン構えっぱなしの裏クモ御前の進言もあり、後を追う事に。
このシーンでは、紅牙さんから父及びクモ御前への視線を意識したカットになっているのが素敵。
すっかり暗黒剣の虜になった紅トカゲは、村にあった石臼を両断。石臼を斬っても刃こぼれしない名刀の切れ味に大満足。
以前も鉄球試し切りしていましたが、どうしてこう、試刀がダイナミックなのか。
「ジライヤを始末しろ」という剣の声に魅入られた紅トカゲは、磁光真空剣の導きにより村にやってきた闘破を見るや否や、刀を抜いて斬りかかる。
なんとかそれをしのいだ闘破、
「紅トカゲ、俺たちは友達じゃないか! なぜだ、なぜなんだ。無益な争いはやめよう」
しかしどう見ても闘破さん、後の先を狙って抜いていますが……身についた習性って怖い(笑)
闘破は刀を納め、それに応えるかのように紅トカゲも刀を納めて無言で去って行くが、その持つ暗黒剣に反応する磁光真空剣。二つの刀は自ら鞘から飛び出すと、空中で激しくつばぜり合い、となかなか面白いカット。磁光真空剣がその剣に反応していた事を知った闘破は、紅トカゲを呼び止める。
「待て、その剣を渡せ!」
闘破さん、友達に命令する。
「たとえおまえを斬っても、私はこの稀代の名刀を守る」
刀の魔性に取り込まれた紅トカゲは煙幕を張ってジライヤ達を捲くが、裏クモ御前率いる妖魔一族と接触。裏クモ御前は、やはりあの格好ではアクションしにくかったのか、パワードアーマーを装着。
妖魔一族の力にするために、と暗黒剣を奪おうとするクモ御前以下だったが、もともと素で毒斎様以外は軽く蹴散らす紅トカゲwith暗黒剣にあっさり撃破され、撤退。追いついてきたジライヤと紅トカゲの戦いになるが、更にそこへ、暗黒剣の輝きに呼ばれたデモストが乱入。デモストはジライヤと麗破を蹴散らすと、宇宙ビームで紅トカゲも倒し、遂に暗黒剣をその手にする。
「私の暗黒剣、とうとう手に入れたぞ」
ワープで一時退却し、川辺で暗黒剣をじっくり愛でる宇宙忍。
「暗黒剣よ、会いたかった。もう二度と放しはしない」
新しい刀剣マニアだった!
追いすがる紅トカゲを切りつけたデモストは、簡単に殺さずに自分の味わった2300年の苦しみを思い知らせてやる、と姿を消す。紅トカゲに何の苦しみを与えたいのかさっぱりわからないのですが、ここは紅トカゲを殺さない為に、デモストを無理矢理に退かせた感じになってしまいました。
とりあえずジライヤ先祖のお陰で、とんだ歪んだ復讐鬼が誕生してしまったのだけは、間違い有りません。もう少し上手くやれば、刀への愛を通して友達になれたかもしれないのに……!
遅れてやってきたジライヤは、ここまでのいざこざは水に流し、傷を負った紅トカゲを手当する。
うーん、ジライヤ(闘破)はホント、紅トカゲに甘いなぁ。前回の公園での邂逅シーンが、ここまで影響を与えるとは、思いませんでした。正面から堂々と道場にやってきた事で、「卑怯者」カテゴリから除外されたのも効いているのでしょうが。
「紅トカゲ、顔が綺麗に戻っている」
ここで流れ出す、なんかいい感じのバラード。
暗黒剣の呪いを脱した紅トカゲ、自分はこれまで、刀に対するフェチズムでさんざん迷惑をかけてきた……と遂に反省。
ただこの人の場合、ジライヤというより、世界各地に謝罪して回るべきっぽいですが。……しかし前回、もはやこんなものがらくた同然、みたいな感じで、コレクションの一部、叩き折っちゃったしなぁ……。
「何を言う、俺たちは、友達じゃないか」
「友達、この私がか、ジライヤ」
「俺たちは、心の通いあった友達なんだ」
L O V E! 刀LOVE!
フェチズムは、国境も、殺意も超えて、人を結びつける力!
……にしても、1年間、色々な世界忍者が出てきたのに、“闘破の友達”はよりによって紅トカゲなのか(笑) いやまあ、明言していないだけで、ライバル的世界忍者は闘破からすると皆、友達認識かもしれませんが、一番熱く語り合った相手は、年齢不詳(たぶん中年)の刀剣マニア。
「ジライヤ、おまえって、いいやつだな。いい友情に感謝する。さらばだ」
紅トカゲ、戦線離脱。
……てまあ、この人、そもそもパコを狙っているわけでもなく、磁光真空剣も前回で諦めており、最終的には、刀だけが友達→人間の友達ができて満足して姿を消した、みたいになってしまいましたが。ジライヤに対しては反省したけど、一ヶ月ぐらい経ったら、「これからは両刃剣だよ両刃剣!」とか別のジャンルに移りそうな気もしないでもありません。
それにしても、初登場回からして殺されてもおかしくなさそうだったのに、死にそうで死なずに、最後まで生き延びた?という点では面白いキャラクターでした。作り手の中では、“迷惑だけど悪意は無い”という位置づけだったのかもしれません。“悪意が無いので手段を選ばない”為に、物凄くタチが悪かったですが(笑)
紅トカゲを見送ったジライヤは、磁光真空剣に導かれて、デモストの元へ。今ついに、お互いの主の手の中で、ぶつかり合う磁光真空剣と暗黒剣!
水面に姿を映す演出だけかと思われた手前の水たまりに、火薬仕込んで爆発! は格好良かった。
そして更に、打ち合う二つの剣が雷雲を呼び……
まさかの大爆発
近い、火薬近い。
煙が晴れると、デモストの姿は消えていた。
「デモスト……いつの日か……必ずおまえを倒してみせる! 俺には磁光真空剣、おまえというかけがえのない友がいる」
ジライヤは勝利を、自意識を持っている事が判明した磁光真空剣に誓うのであった。
紅トカゲで強調した「友達」を重ねたかったのはわかるのですが、なんかむしろ、
あ……紅トカゲ……刀レベルの扱いなんだ……
となってしまったよーな(笑)
磁光真空剣が紅トカゲと同じ扱い、ではなく、紅トカゲが磁光真空剣と同じ扱い。
………………や、でも、闘破、凄く刀ラブだから、やっぱり熱い友情なのか?!
とりあえず闘破は女の子と付き合ってみる事を真剣に考えた方がいいかもしれない。
細かく家計簿つけていてやたら達筆で刀フェチの男子、てちょっと引かれるかもしれないけど。
デモストは毎度の事ですが、撤退理由が不明瞭なのがちょっと苦しい所。ラスボス候補なので、毒斎様のように“へたれだから”とするわけにはいかないのですが、毎度適当に現れて適当に消えすぎです。何か、全力を出せない理由を最初に提示しておいた方が良かったよーな(「これまでの私は……」みたいな感じで、後付けで何か設定しそうな気もしますが)。
後やはり麗は、最終盤に存在感を増させたいようですが、無理矢理出してはいるものの、ほぼ役に立っていないのが困りもの。こう見ると、存在感という点はともかく、物語のテンポと面白さとしては、中盤にかけて麗を無理に出さなかったのは正解でした。……まあ本当は、少ない出番でも存在感を出すか、出すなら無理なく意味を与えるようにしないといけないのですが(^^;
次回、遂に哲山の妻ネタ!
ここまで溜めてきたネタだけに、期待です。


◆第42話「さよなら!幻の母上様」◆ (監督:三ツ村鐵治 脚本:扇澤延男)
「次の日曜日、母さんの命日に墓参りに行こう」と子供達を集めた哲山は、学がある程度大きくなるまでは……と無い事にしていた母親の写真を学に渡す。初めて見る母の顔に驚く学……一方、それを見ながら母の思い出を話し始める闘破とケイ。
「俺なんかこの写真見るまで、母ちゃんの顔も知らなかったんだぞ。不公平だよ!」
かえってこじれる。
飛び出した学を追いかけた闘破とケイは、踏切で飛び込み自殺をはかろうとしていた?中年の女性を助ける。その容姿は亡き母――山地早苗に瓜二つであった……。
夫と息子を事故で亡くしたという女性――松本秋子としばらく同居する事になった山地一家。秋子に顔も知らなかった母を重ねる学は大喜びするが、彼女の正体は、祭忍・ギュウマ「二代目」の下忍であり哲山の妻そっくりの容貌を利用して山地家に潜り込んだのであった……。
「父ちゃんとあのおばちゃん、本当の夫婦みたいだね」
「学、私たちのお母さんは一人だけよ」
喜ぶ学、その様子に複雑な思いを抱くケイ、気の緩む哲山。
思いもかけぬ出会いにより、さざ波の起こる山地家。
その頃、もう一つの家族では……

「わかっておらんわ、ぷしゃあ」
「ぷしゃあはよせ、よさんか!」

ただれた二人がイチャイチャしていた(笑)
それを見ながら、こちらでも、イライラする娘が一人。
「父上も、御前にはだらしのないことよ」
「まったく……」
そこへ駆け込んでくるカラス天狗。
「チャンスです!」
「何事だ!」
「哲山が浮かれています!」
↑今回、一番面白かった台詞(笑)
カラス天狗の報告を受けたアルティメッちょ毒斎は、クモ御前に尻を叩かれている事もあり、パコを手に入れるべく動き出す。
この流れで、妖魔一族とギュウマ「二代目」が連携していない事も判明。
何も知らぬ山地一家は、秋子と共に地元の祭に。ギュウマ再利用が先にありきだと思いますが、一応、祭も繋がりました。というか、祭がある所にしか出現できないのかもしれない、ギュウマ。期間限定、ギュウマ。或いは、近くで祭が行われていると、能力に+補正されるのかもしれない、ギュウマ。正直、再利用されても盛り上がらない、ギュウマ(^^;
祭を楽しむ5人。
「ねえ、気を利かせようか。父さんもいつまでも一人きりじゃ、可哀想だもんね」
子供達は祭の喧噪に紛れ、哲山と秋子を二人きりにする。
……うーん、折角、前半に面白そうな感情のもつれを置いたのに、Bパート入ったら急にケイちゃんがすっきりしてしまったのは非常に残念。せめて闘破に言わせてケイちゃんがそれを飲み込むぐらいの流れにしてほしかったところ(闘破なら過去にも同様のネタ振りがあるので、おかしくはない)。この台詞をもってケイの中で切り替えが出来たという事なのでしょうが、切り替えに至る流れが無かったのと、面白い振りをあっさりと解決してしまって、勿体ない。
ちなみに父さんは、3人の子持ちで社会不適格者で常に命を狙われているので、相手にも選ぶ権利があると思います!
どれが一番のネックかは、人それぞれ。
物陰から哲山の動向を窺っていた毒斎は、秋子が早苗に瓜二つである事に気付く。
「まさか、あのような瓜二つの女をどこから……おまえたちはあの女を奪え。哲山は儂一人で倒す」
相変わらず気ばかり大きいアルティメッちょ毒斎様、社員とともに部下を襲撃。
素手でカラス天狗と紅牙、烈牙を相手にしない哲山であったが、快挙・毒斎様、哲山を傷つける!!
さすがアルティメッちょパワー!
包囲を抜けた秋子は主であるギュウマ「二代目」に助けを求めるが、「下忍にかける情けなど、はなから持たぬわ」と冷たく切り捨てられてしまう。そこに妖魔一族が追いついてくるが、ジライヤ参上で妖魔一族は撤退。さらに哲山も駆けつけ、事なきを得る。
どうやら哲山、アルティメッちょ毒斎を撃退した模様……素手と手裏剣だけで。
以後、アルティメット毒斎様は更に格下げされて、アルちめっちょ?毒斎様と呼称します。
これ以上、下がらないと信じたい。
道場に戻った哲山は、子供達に8年前の真実を語る……事故死だと言ってきた早苗は実は、ボードを狙って道場を襲撃してきた毒斎の放つ手裏剣を哲山が弾いた、その流れ手裏剣で死亡したのだった。早苗は戸隠流33代宗家の娘であり、そして毒斎が横恋慕していた女性でもある……毒斎が秋子の身柄も狙ったのは、おそらくその為。
「おそらく毒斎は、秋子さんに母さんの面影を見たんだろう」
成り行きでえらく女々しい感じにされてしまった毒斎ですが、これ以上、娘の前で過去の女を振り返ってどうするつもりだったのか毒斎様。
過去の真実は、ごくごくベタに展開。はっきりしている事実を時間軸で並べると、
17年前:闘破の実の両親が死亡・闘破とボード、哲山に預けられる
15年前?:ケイ生まれる
8年前:学生まれる・毒斎、武神館を襲撃・山地早苗死亡
ケイは仮に高校1年生として計算。毒斎の戸隠流追放はボードが哲山の手に渡って以降なので、17〜8年前の間。紅牙さんが実の娘だと仮定すると、さすがに女子高生という事はないと思う(思いたい)ので、若くても闘破と同年代とすれば、戸隠流に居た頃には既に娘がいた筈で、妻が居たのに早苗に横恋慕したのか、妻が病死などして横恋慕していたのか。哲山と早苗の結婚のタイミングは不明ですが、闘破を預けられる前から結婚していたというより、闘破を預けられる事になったのがきっかけ(最後の一押し)になって結婚した、という気がする、なんとなく。
で、それとボードの存在が毒斎を完全に闇へと走らせた、と考えるとなんか綺麗に繋がる気はします。
まあ、哲山と早苗はもっと前に結婚していて、毒斎は早苗にフられてから結婚して紅牙が生まれた、という可能性もありますけど。
……むしろこれは本格的に、毒斎妻が気になってきました(笑)
父さん曰く「よこしまな考えを持っていた毒斎」なので、毒斎様は昔から性格悪かったようですが。
過去の真実を聞き、毒斎へ怒りを燃やす学。
「二度と毒斎なんかに手出しさせるもんか。母ちゃんの二の舞にさせない。おばちゃんはぜったい、俺が守るんだ!」
この話を外で聞いていた秋子は、自分を守ろうとする山地一家の思いに打たれ、「学ちゃん、ごめんなさい」と、自分がギュウマ「二代目」の下忍であり、パコの在処を探る為に潜り込んだスパイであった、と告白すると飛び出していく。その秋子に更なるスパイ活動を迫るギュウマ「二代目」、それを拒否する秋子。そこに秋子を追いかけて学がやってきて、ギュウマ「二代目」と戦闘に。初代同様に、雑魚忍者を呼び出すギュウマ「二代目」であったが、駆けつけたジライヤの敵ではなく、磁光真空剣・真っ向両断で、あっさりずんばらりん。
二代目、弱かった……。
「パコのせいで、母ちゃんが死んだ。パコのせいで、おばちゃんも悲しい目にあった。パコなんか、パコなんか嫌いだよ」
「でもね、学ちゃんに巡り会えたのも、パコのお陰と違う? そうでしょ。そう思いましょう」
学の「かあちゃーん!」という叫びを背に、秋子は山地一家の元を去って行く。
後に悲しく、しかし優しい、一時の思い出を残して。
前半盛り上がっていたのに比べると、後半マイルドかつ簡単にまとめてしまった感じ。特に上述しましたが、子供達の間の母親像の違い、みたいなものを活かせなかったは残念。私が扇澤脚本に設定しているハードルが高いというのもありますが。
折角の亡き妻ネタだったので哲山中心の話を見たかったのですが、学の話になってしまったのも個人的には残念。……まあよく考えると、子供達を置き去りにしてオヤジ話をしてどうするのか、という事でこの方が間違いなく正しいのですが(笑) ……かえすがえすも、物語の中心が久保田vs鮫島(今作でいえば、哲山vs毒斎)にシフトして展開した『メガレンジャー』は何かがオカシカッタ。
これで残す伏線は……パコの在処を除くと、本格的に毒斎様と紅牙さんの父娘関係だけか?(笑) クモ御前の登場後、妙に紅牙さんにこれまでと違う角度からスポットが当たっているので、意外な展開があるのではないかと、ちょっぴり期待しています。
次回、なんかこの期に及んで、凄いの出てきた。