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『世界忍者戦ジライヤ』2クールを振り返る

感想まとめ作業のついでに、なんとなく、前半戦の出来事&思った事をつらつらと。
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1話:戦い始まる/正直話が頭の中に入ってこず、出だしの印象は最悪
2話:ジライヤvsフクロウ男爵
3話:麗破現る/ちょっと面白くなってくる
4話:ジライヤ、初めての世界忍者キル/かなり良かった回
5話:突破現る/磁光真空剣のセキュリティ判明/哲山、前線復帰
6話:麗破と突破は国際秘密捜査官/山地哲山、かつて音忍一族を殲滅していた過去が発覚/忍者社会のシビアさが見え始める
7話:闘破、紅牙さんとフラグを立てる/哲山、本格的に活躍し始める/間違った傑作回
8話:ゲストが大月ウルフ
9話:フクロウ男爵、再び/山地哲山、えげつない
10話:紅牙さん、変装の術を披露/「の息子」登場/初の前後編でジライヤ完全敗北/ヤング
11話:麗破、宇宙ビームを放って意識不明に/スミス博士登場/プロテクター入手(パワーアップ)/山地哲山、本当にえげつない
12話:シビアな忍者社会/妖魔一族が割と資金豊富な事と情報収集能力の高さが判明
13話:筑波山ロケ/麗破、すっかり可哀想な子に/ジライバスター初使用
14話:妖魔一族、3体以上のカラス天狗を投入する大規模なテロ作戦を展開/毒斎様、一目散に逃げる
15話:ハブラム再登場/哲山の存在は蘇った魔女すら恐れさせる事が判明
16話:スミス博士再登場/忍者カー→ブラックセイバーにパワーアップ/ジライヤ、磁光真空剣以外による初の忍者キル/紅牙さんの博士スキルが判明
17話:浜名湖ロケ1
18話:浜名湖ロケ2/ジライヤ、「魔王」に敗れるも雪辱
19話:フクロウ男爵復活/闘破、窃盗容疑で逮捕
20話:ジライバスターの秘密が明かされる
21話:妖魔一族、大規模テロを敢行2/毒斎様、ジライヤに蹴りを入れる/出来は駄目回
22話:ケイちゃん回/パルチス再登場/毒斎様、危うく磁光真空剣のサビになりかける
23話:スミス博士、三度/突破、久々に登場/スーパー哲山タイム発動
24話:房総行川アイランド協賛回/麗破、久々に登場/麗破、記憶を取り戻す/突破、旅に/ここまでで最悪レベルの駄目回
25話:まさかのクロ回/「の兄」登場
26話:ケイちゃん回/折破再登場
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今思い出しても、1話は実につまらなかったのですが……お陰で話がけっこう頭の中に入ってこなかったので、基本設定を誤解している所が無いとは言い切れない所は、実はちょっと怖い。
今作の面白い所は、一応の“統一した悪の組織”である妖魔一族は存在こそしているものの、脅威性が非常に薄い事。
むしろ、作中最大の脅威は山地哲山。
その為、悪の組織と正義のヒーローの関係性の中で物語が進行するという要素が薄く、割と勢いで話が転がります。というか、急に伏線が明かされます。悪側の段階を踏まえなくていいので、書きやすい、といえば、書きやすいのかもしれません。
その分、主人公の闘破を始めとした山地一家のキャラクター、その「家族」の在り方、を丁寧に描いており、これにより、それに対する妖魔一族、奇天烈な世界忍者達、をどう絡めても話が展開できるようになっています。ここが物語面では最大の長所。
一方で、どうしても善玉側セミレギュラーを描ききれず、麗破と突破(つまりジライヤとマッチアップしない立場)はどうにも中途半端な扱いになってしまいましたが。
脅威性の薄い妖魔一族ではありますが、資金力と情報力には優れ、作中では結構な大規模テロも敢行しておりますし、闇社会ではかなり名の売れた存在である模様。問題は、資金力と情報力に戦力が伴っていない事ですが。
特撮ヒーロー物ではしばしば、悪の組織がヒーロー達の素性を知った段階でどうして周辺人物などを狙わないのか、という問題が発生しますが、妖魔一族の場合、“ばっちり自宅の場所も掴んでいるけど、戦力的に手を出せない”と、凄く斬新(?)。
なにか立場が逆のような気がしますが、零細企業なので仕方が無い。
しかし、ジライバスターだけは、もうちょっと何とかならなかったのかなぁ(笑)