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『侍戦隊シンケンジャー』感想・番外編

侍戦隊シンケンジャー』20−21−22話の間に起こった出来事を描く、『仮面ライダーディケイド』との特別コラボ編。最終盤で1話だけ柴崎監督が『シンケンジャー』に参加したのは、この時の監督だったからだそうで。
◆『仮面ライダーディケイド』第24話「見参侍戦隊」◆ (監督:柴崎貴行 脚本:小林靖子
「この世界のお宝、折神は、僕がいただいた」
「なんだとぉ? てめぇなにもんだ?!」
「ま、通りすがりの仮面ライダー、てとこかな」
仮面ライダー? なんじゃそりゃ」
シンケンジャー』第二十幕(ことはのけなげ爆弾が全方位に大爆発し、流ノ介の恥ずかしい写真をインターネットで全世界にばらまいて皆で外道に堕ちて三途の川に乗り込もうとするが海老が誕生して事なきをえるエピソード)ラストで、通りすがりの泥棒に烏賊折神が盗まれた所からスタート。
源太が泥棒を追いかけ始めた頃、殿様の居る世界へやってきた門矢士(『ディケイド』主人公)は、黒子の役割を与えられていた。
士のこの役割もあってか、陣幕を張るシーンや撤収シーンなど、黒子の活動シーンの描写が長め。合わせて、家臣達の見ていない所で爺と口喧嘩する殿(の姿を士が目にする)など、本編メインライターである小林靖子が出張して書いているだけあって、シンケンジャー』本編の裏面を描く、という仕掛けと構造。
寿司屋に追われる泥棒は、生身の人間相手にカニとエイ(海産物ライダー)を召喚するが、相手はトンデモ光の戦士であった。その戦いを隙間から覗くシタリは百目アヤカシを放ち、その攻撃を受けて無残に変身アイテム(銃)を奪われる泥棒。
……普段から弱いのでしょうか、この人?(^^;
ケガをした泥棒を拾った士はディケイドに変身し、ディエンド銃を手に入れて暴れ回るアヤカシと戦うが、逃げられてしまう。水切れを起こさなくなったアヤカシは、なんと、ディエンド銃で「変身」し、ディエンドもどきの仮面ライダーとなると、自らの肉体からナナシ軍団を生み出す……で、『シンケンジャー』本編、21話へ続く。
出張編という事で、シンケンジャーがいつもと違う変身パターンというサービス。あくまで『ディケイド』のおまけという事かと思いきや、割とがっつり登場して、ちょっとビックリ。


◆『仮面ライダーディケイド』第25話「外道ライダー、参る!」◆ (監督:柴崎貴行 脚本:小林靖子
見所は、ブレイドを盾にして敵の射撃を防ぐシンケンレッドの鬼畜戦法。
シンケンジャー』本編第21幕を挟み、ラストで殿が鳴滝にディケイドについて吹き込まれた後、対峙する殿と士。一触即発の雰囲気になるがそこにディエンドもどきが現れてシンケンレッドとバトル。敵が逃げ出した所に源太がやってきて、揃って写真館に集って、てんやわんやになるが、再びディエンドもどきが現れて、シンケン勢はそちらへ。
「お邪魔しました」とか「お騒がせしました」とか頭を下げて帰っていくのが、シンケン勢らしい(笑)
ディエンドもどきが怪人を2体召喚し、シンケンジャー6人に助っ人でクウガが参戦しての、入り乱れる10人バトル。
「ライダーは必要なくても、この俺、門矢士は世界に必要だからな」
初物に弱い事では定評のあるシンケンジャーがピンチになった所で、満を持してディケイドが参戦し、ディエンドもどきは何故かブレイドを召喚し、なんだかもう大変な12人バトルが展開。
最後は、ディケイド@烈火大斬刀と、シンケンレッド@文字通りのブレイド、によるダブル攻撃でディエンドもどきを成敗。落ちた銃はゴールドが拾い、烏賊折神と交換する事でお互いのマジックアイテムが手元に戻って大団円。
泥棒は最初から最後までゴミみたいな扱いだったけど、いつもこうなのでしょうか……?(^^;
戦いの裏側では、“帰りを待つ者”というテーマで両サイドに彦馬と夏みかんさんを置き、それぞれのキャラクターを補強。片方が美少女で片方が爺という激しい落差ですが、殿は終盤は大奥展開が待っているから大丈夫だ!
丈瑠と士に関しては、そもそもコミュニケーション機能の故障している殿に出会ったばかりの人物と交流させる事に無理がある為、“侍の勘”という本編で使った記憶の無いギミックで、殿が士を支持。それいっそ、あの眼鏡が信用できないからの方が説得力あるような気がするのですががが(笑)
『ディケイド』未見なので通常どういった感じかわかりませんが、力技のサービスエピソードとしては、このぐらいか、という出来。撮影がバッティングしない為にかえってスケジュール調整がしやすかったのか、本編よりむしろ登場時間が長い気がする爺が影の主役。