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『百獣戦隊ガオレンジャー』感想27

◆Quest37「ヤバイバ燃える」◆ (監督:竹本昇 脚本:武上純希
ガオズロックの外壁をよじ登っていた風太郎、青に拾われて岩の中へ。
「亀が僕を呼んでたような気がしたんだ」
か、亀……気力……ううっ、頭が……。
そこはかとなく、カルト繋がりを感じる戦隊です(笑)
記憶喪失で身元不明を自称する風太郎はパワーアニマル教団に居候する事になり、精神年齢が近い為に意気投合した青と、家族を探す事に。合流した黄色と共に各地を回るが手がかりが掴めず、3人は風太郎に引きずられて遊園地へ。だがそこには、弟分のジャグリングオルグとチームを組み、手柄を得ようとするヤバイバの影が迫っていた。
注目は、苦戦する巨大ジャグリングオルグを助ける為に自ら巨大化し、ジャグリングが久々のアニマルハートでガオラオされた後も、キング&ジャスティスに単身立ち向かおうとする、兄弟盃への仁義を見せるヤバイバ。
結局、時間切れで縮んで撤退しましたが、仲間同士での、思わぬ情の厚さを見せました。
戦い終わり、シルバーの素顔を見た風太郎は、どこかで知っているような気がする……と呟くのであった。


◆Quest38「精霊王頂上決戦」◆ (監督:竹本昇 脚本:武上純希
あらゆる猛獣を自在に操る力を持つ、猛獣使いオルグが登場。今作のこの、最後に「オルグ」ってつけておけば何でもいい、という姿勢は嫌いではありません(笑)
猛獣使いオルグの力はパワーアニマルさえ従わせてしまい、ガオレンジャーに牙を剥くガオキング。ガオハンター正義が割って入り、一匹狼の集まりだから調教なんてされないぜ! というロールプレイ回避を発動するがキングに殴り返され、ガオレンジャーは残ったアニマルでガオマッスルストライカーを召喚する。
猛獣使いとガオレンジャーは互いにパワーアニマルを呼び寄せ合い、ガオキング<キリン&ゾウ>、ガオマッスル<鹿>など、これまで用いられていない換装合体が次々と登場しての激しい戦いに。
なおガオハンター正義は、背後で猛獣使いに叩きのめされていた(最近、何の役にも立たない……)。
激闘の末、マッスルが大ダメージを受けて倒れ、ガオレンジャーが叩き出された事により、マッスルも猛獣使いの支配下に入ってしまう。ガオレンジャーの必死の叫びも虚しく、キングとマッスルがガオレンジャーをぷちっと潰そうとしたその時、駆け込んできた風太郎が呼びかけると、その声がパワーアニマルに届き、キングとマッスルの洗脳が解除される。
終盤戦へ向けた重要な要素という事なのでしょうが、風太郎の謎の力を強調しようとするあまり、ガオレンジャーの言葉は完全無視だったのに、全く交流の無い少年の呼びかけで正気に戻るという、ある種の地獄絵図に。勿論そこがポイントなわけですが、少々やりすぎた感があり、もう少しガオレンジャーの声にも意味を持たせて3クール分の積み重ねを盛り込んで欲しかった所です。
しょせん、獣は獣。動物との間の心の絆なんて、幻想に過ぎなかったんだ!
そして、レッドの「俺は動物と話せる」発言は、ほぼ完全に妄想である事が確定。
キングとマッスルは自主的に猛獣使いオルグを攻撃して能力の要である鞭が壊れ、イカロス召喚からオーバーヘッドアルマジロシュートでガオラオ。
「あの小僧の、あの力は……!」
窮地を脱したガオレンジャーだが、風太郎の姿を見て、ラセツは何かに気付くのであった――。
今回、風太郎が謎の力を発揮する時に風を巻き起こすエフェクトがかかるのですが、風太郎の名前は、初期のガオシルバーが口走っていた「風が教えてくれた」と掛かっていたのは気付いていませんでした。最近、口走ってなかったから、その路線は気の迷いという事にして忘れたのだとばかり思っていましたよ……!
今作の特性を活かし、これでもかと合体バリエーションを注ぎ込んだ巨大バトルは終盤のロボ回として割と良かったのですが、パワーアニマル総登場のエピソードで、ガオレンジャーとパワーアニマルの絆は陽炎のようなものに過ぎなかったと判明する、というアクロバット過ぎてサーカスの床が抜けるエピソード。
次回、東映恒例、忘れた頃の環境破壊ネタ、なのか?!