はてなダイアリーのサービス終了にともなう、旧「ものかきの繰り言」の記事保管用ブログ。また、旧ダイアリー記事にアクセスされた場合、こちらにリダイレクトされています。旧ダイアリーからインポートしたそのままの状態の為、過去記事は読みやすいように徐々に手直し予定。
 現在活動中のブログはこちら→ 〔ものかきの繰り言2019〕
 特撮作品の感想は、順次こちらにHTML形式でまとめています→ 〔特撮感想まとめ部屋〕 (※移転しました)

『動物戦隊ジュウオウジャー』感想・第36話

◆第36話「ハロウィンの王子様」◆ (監督:加藤弘之 脚本:田中仁)
サンバ怪人がカーニバルで、実質的にジュウオウジャー』vs『キョウリュウジャー』(おぃ)
巨獣ストーカーを撃破し、一息ついたジュウオウジャー。ジューマンズはハロウィンの賑わいに興味を持ち、皆で仮装をしてみようという事になり……戦隊シリーズで“季節ネタとしてハロウィンがエピソードに持ち込まれる”というのは初でしょうか……? 物凄い山場の後に日付ドンピシャで閑話休題エピソードとなりましたが、いつからどこまで計算していたのやら。
なお大和くんのカボチャの被り物が、前作レッドが一番輝いていたコスプレと被り気味で、思い出さずにはいられません(笑)
その頃、毎日がカーニバルのデスガリアンでは、改めてブラッドゲームが再開。チームアザルドから新たなプレイヤーが送り込まれる一方で、クバルは自らの右腕を見つめてほくそ笑んでいた……なんとクバルは、バングレイの右手を自らの右腕に移植していたのである!
どうするのかと思われたバングレイの右手を、アイテム化するのではなく合体してしまう、というのは驚きのネタ。
映像的にわかりやすくする為、前回の回想シーンを挟んでクバルの右手の変化を示すのも綺麗にはまりましたが、改めて前回の、手を貸せと手を出したら手を切られたは意図した以上の面白展開(笑)
外出ついでにアムに買い出しを要求されたタスクは、前日サンバ怪人から助けた少女・真美と再会。
「昨日から探してたんです! 真美の、新しい王子様! もう、離さないんだから〜」
事案発生で、遠くから響いてくるサイレンの演出が酷い(笑)
理想の王子様として真美に腕にかぶりつかれたタスクは、戸籍とか身許引受人とか社会的に色々まずいのでやむなく真美を森家へ連れ帰る羽目になり、約一名除いて、他人事モードの仲間達。
「その子は……タスクの……彼女なのか……?」
「はい!」
「……タスクが……遠い、所へ……行ってしまった」
色々な意味でな!
人としてのレベル差を見せつけられたさわおがどっぷり落ち込む一方、恋に恋する女の子が可愛いーと二人を微笑ましく見つめる女性陣だったが、「それより王子様、お菓子は?」というアムの発言が、少女の中の女を刺激。
本能覚醒!
「真美の王子様にちょっかい出さないで下さい!」
「え?」
「あなたは? 王子様の何なの?」
「タスクくんとは……幼なじみみたいな感じ」
やたら長い間が空いたのですが、「友達」ではないのか(笑)
「負けられない……」
そこにマリオが帰宅し、セラが妙なボールを投げた事で、タスクとアムが付き合っているという誤解が広がるが二人は全力で否定。今回良かった点は、予告はそれっぽく編集していましたが、終始アムが、タスクを男として眼中にない事(笑) この辺り、ジューマンの種族問題という謎の要素もありますが、とりあえずそれは置いておくとして、第36話にもなって積み重ねの無いラブコメ要素を安易に付け足さなかったのはホッとしました(前半ならまた別ですが)。
「女の子を舐めるなよ? 小さくてもレディなんだから、きちんと向き合って答えてあげて」
「ハロウィンが終わるまでには、きちんと伝えるよ」
一行は仮装に身を包んでハロウィンを楽しむが、タスクと二人きりになろうとした真美は間違ってアムの手を引いて広場を離れてしまい、そんなタイミングで広場に再びサンバ怪人が出現。
「守られるのもいいけど、王子様のピンチを救うお姫様も、格好いいと思わない?」
踊ると周囲に火柱が吹き上がるサンバ怪人の能力に苦戦するジュウオウジャーだったが、アムが合流してエレファントと華麗なコンビネーション攻撃を浴びせて形勢逆転すると、みんな一緒のファイナル番長キャノンで撃破。巨大化後は、前略キングの百獣乱舞でざくっと撃破。
戦い終わり、真美にしっかりお断りを伝えようとするタスクだったが、走り寄ってきた真美は、アムの胸にダイブ。
「アム王子様!」
かくしてまたも、タスクのプライドはズタズタに引き裂かれてゲシゲシと踏みつけられてボロボロになって都会の冷たい風にさらされるのであった……。
一山越えたタイミングの季節ネタで如何にもな閑話休題ではあったのですが、王子様がタスクからアムにすり替わっただけで真美の王子様願望に特に変化がもたらされるわけでなく、お姫様になりたい少女がアムの薫陶を受けてちやほやされるだけの女の子から男を積極的に転がす女に脱皮するわけでもなく、冒頭で真美に弄ばれて捨てられた少年が特に拾われる事もなく、破綻はしなかったけど跳ねもせず、率直に、毒にも薬にもならなかったエピソード(^^;
前回あまりに盛り上げすぎたというのはありますし、次回の鳥男登場にパイロット版監督を合わせる為か、3連投になった加藤監督も出し殻気味な感じでしたが、脚本が手癖だけで書いてしまったみたいな話で、もう一歩二歩、踏み込みが欲しかったです。
というわけで次回――、一山越えたら早くも次の山?! 鳥だ! ゴリラだ! 新戦士に新メカだ?!
でもその前に、駅伝だ!
今季これで3回目のお休みですが、例年どんな感じだっけと思ってとりあえず過去2年を確認してみた所、『烈車戦隊トッキュウジャー』(3回休み+合体SP1回で、全47話)・『手裏剣戦隊ニンニンジャー』(放映1週遅れ+3回休み+合体SP1回で、全47話)だったので、大体こんな感じの模様。
……いやもう今作、あと心配しているのは、最終盤でもう1話欲しかった! みたいになる事ぐらいなので。