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成る程ちょっと納得

◆輝剣さん
 >映画撮影回やジュレに対する捜査、おとり捜査…全部ありえないぐらいに下手でしたし
言われてみれば、ジュレの捜査の時はかなり酷かったですね……(^^;
 >結局パトレンジャーと違ってルパンレンジャーはその本業に誰も誇りを持てない「汚れ仕事」なんですね。
割り切っていると自認している魁利に対して、改めてここを突きつけて足下から揺らしてきたのは、ターニングポイントとして非常に良かったですね。
 >というか警察側について足を引っ張ることも皆無の回って22、24、29話ぐらいですよね。
そこはある程度わかりやすくしようという方針なのかもですが、ノエルは思った以上に、快盗側というスタンスですよね。明らかにジュレに居る時の方が、内心を語っているという描写になっていますし。
 >ここまでの臭いだと刺激で目や鼻の粘膜に強烈な痛みが走っているでしょうね。マスクの下は涙と鼻水で大変なことになっているでしょう。
歴代戦隊で考えると、防御力弱めと見るべきなのか、ギャングのガスが凄いと見るべきなのか(笑)
 >無味無臭の可燃性ガスを配布とはコレクションとの相乗効果が凄まじい怪人でしたね。
この中盤、“微妙なコレクションを有効活用”“超強力なコレクションを無駄遣い”“大変微妙なコレクションとベストマッチ”と、二つの能力の組み合わせで話のバリエーションを広げているのは、面白いですね。
 >6話での圭一郎が本来の志を思い出すというエピソードや17話での職務を優先する姿勢という積み重ねがあってこそのエピソードでしたね。
この辺り、きちっと一つ一つの山で積み重ねを活かして、先にステップアップしている、というのがいいですよねー。順調に進んでくれれば、1年間の行き着く先が、楽しみです。
 >マジックちゃんといい、グッディによるルパンコレクションの擬人化が止まりません。いっそキャラクター化してしまえば…
 >某七拳聖「…」
かえすがえすも、『ゴーオン』は奇跡的なバランスだったな、と思うところです。
◆橘まことさん
 >「大和屋さんを軸に軌道修正……?」という考え方、両方できるのが怖いところですよね。
タイミングがタイミングだけに、4年ぶりの大和屋さん参戦はその為だったの……? とつい考えてしまいますよね……。
 >次回でメインを張るためのバランス取りか、圭一郎がカカシと化していたのも残念でした。つかさとノエル、
 >両方に刺さる一言を発してくれることに期待しながら見ていたのですが、
ギャングラーが素顔を見せたところで「やはり良いギャングラーなんて居ない」的な発言していましたが、思っていたなら、つかさを放置しないで欲しかったですよね……つかさ→圭一郎はあっても、圭一郎→つかさはあまり記憶に無いので、何かあると良かったのですが。
 >ルパンコレクションで今回のエピソードの記憶だけ消しされればいいのですが(笑
毎年1話限定、ピンポイントで記憶を消せるコレクション……(笑) そういえば今回、別人格の記憶は無かったようなので、「司法取引」とか危うい線をつくよりも、いっそ記憶喪失の善良なギャングラーを拾った、とかでも良かったかもですね。
◆gariさん
 >王道だからこそしっかりとドラマを書かなきゃ面白くない訳で(特に本作ならなおのこと)、
 >そこを「王道だし過程は適当で良いよね、ギャグやろギャグ」じゃダメですよねー。
王道と今作の構造を噛み合わせる工夫をせずに、相性の悪さをあまり気にせずギャグで埋めてしまった、というのは残念でしたよね。一つ一つの要素を丁寧に扱ってくれれば面白く化ける力はあったと思いますし、繋ぎ回と割り切っておいた方が精神衛生上いいのかもですが。
 >それ以上に「ルパパトにおける重要回である協力エピソードを、香村さん以外が扱う」と言うのが。
ここまで巧く役割を分担してきた今作ですが、この流れで次回も、というのがどうも不安を煽りますよね……。大和屋さん自身は、書ける人だとは思っているのですが、逆に諦めもつきにくいというジレンマ。
◆さやまきさん
 >選者いわくものすごい爽やかな笑顔を見せていてるのにどこか後ろ暗い雰囲気があって
 >そこが気に入られてノエル役に選ばれた
割と、オーディション会場で、あのままだったんですね(笑)
 >そこを逆手に取るように言わない説明しないノエルが凄く黒く見えて
ノエル、現状で黒くていいのかという気はしないでもないのですが、果たしてどちらへ突き進むのか……。
 >勇動の2弾ではルパンXパトレンXと戦闘員というラインナップながら何故かルパンXが売れ残ってるという
フォームとしては一番出張っている気がするのですが、微妙なんですかね……まあ単純に見た目とアクションで言うと、金Xのひらひら感の方が独自性も強くて格好いいですが。
◆八手四郎次郎さん
 >キャラ造形や人物相関を緻密に作り過ぎて"遊び"がなくサブライターが扱いにくい作品になってしまった。
そういう点で、遊びを投げ込んでくる為の大和屋さん、というのはわかるんですけどねー。
 >少なくとも「玩具販売不振に伴うテコ入れが脚本に悪影響を及ぼしている」と判断するのは杞憂なんじゃないかなぁ、と思います、けど、ね。
杞憂に終われば全くもって願ったりなのですが、話の出来とタイミングの悪さで、必要以上に印象が悪くなった、という自覚はあります(^^;
 >ザミーゴに至っては消息不明状態だし。
ザミーゴが出番少ないのは、どうにも気になるところですよねぇ……なんか、とんでもない仕掛けがあったら面白いですが。
 >「ギャングラーは"単なる"噛ませ犬扱い」で終わらせる可能性を否定できなくてですね......。
悪の組織好きとしては巧く使ってほしいですし、少ない出番でそれなりに面白く描いてはきましたが、今作に関しては最終的に取捨選択で捨てられるなら、それはもう仕方ないかもしれないですね……。
◆島嶋さん
 >今回途中まではギャングラーへの個人的感情が出ているのかと期待したのですが最終的にはノエルが正しいだけの話になってしまい非常に残念です。
ノエルなりの葛藤が何かあって掘り下げられればまた違ったのですが、最初から最後までノエルは正しい警告をしていただけ、という事になってしまいましたものね。おまけに手をこまねいている理由はやたら上から目線で印象悪いという……。
 >ザミーゴ、幹部2人、ボスといますが今の所パトレン側と関係ある敵が1人もいないので全てルパン側が相手になるのか…
 >くらいに思っていた方が傷が浅く済みそうかなと思っています。
ここの所は、構造として引っかかる所ではありますよね。露骨に偏っている分、なんらかの仕掛けがある事は期待したいですが。
 >正直者が馬鹿を見る展開がキツイのでせめてパトレン側の正義が何かしらの形で報われてほしいと思うのですが無償の正義の形ではあるのかなと。
今作のバランスとしてはやはり、主軸は快盗側だとしても、警察側の正義ならではの突破口……というのも見たいですよね。
◆あきさん
 >コレクションの正体を話すと回収永久禁止になりかねないのも悩ましいところ
ああ、確かにそれはそうですね。……とすると今回は、ノエルがコレクションの正体に気付く過程を明確に描いた上で、“善良なギャングと警察の良好な関係を破壊してでも快盗はコレクションを回収できるか”という部分にこそ真の要点があったのかもですね。ところが快盗がフェードアウトしてしまい、(3人を慮った)ノエルが汚れ役を引き受ける、という部分だけが空中に残ってしまったので、組み立てに歪みが生じてしまったと。
 >ノエルの保護者目線は未成年を二人抱え他に相談する相手もない快盗側には頼もしかったんですが
上のように考えてみると、これをやれるのは僕しかいない、というノエルの意識が悪い方向に加速してしまった、と従来の流れを踏まえた理解はできそうな気がしてきました。
 >つかさが欲しいのは保護者ではなく対等な戦友
個人的に「一生懸命やってるから」的な発言が今回一番の引っかかりだったのですが、色々と気を回すノエルの、“わかっていない”部分として今後の展開で拾われると良いですね。
 >ただ問題は、次の回も引き続きそんな大和屋さんだということで(汗)。
流れがどうしても不安を誘いますよね……あまり良くない見方ではあるのですが、なまじ書ける人だけに色々と勘ぐってしまって(^^;
 >特に共闘した25話、圭一郎の苦渋の決断の30話が台無しになりかねないのが怖いですね。
今作の長所にして短所とはいえますが、香村さんの構築してきたデリケートなバランスを崩さず切り抜けて、今回が笑い話になる事を、期待したいです。
◆つがなさん
 >ヨシーは単なる改心とも演技とも違う感じで捻ったのは分かるんですが、それだけにもっと美味く料理出来たんじゃないかと思うんですね。
背後に何か謀略があってこそ面白いネタで、ヨシー自身の意図がどこにあったのかさっぱりわからないまま退場してしまったのも、スッキリしない所ですよね。ゴーシュの被害者、という点に関しては真実だったといえるのかもですが。
 >ボスも手を焼く暴れ者だから大人しくさせるためにあのコレクションを与えられたんじゃないかとか、
 >ノエルとしても下手にコレクション奪って日本警察支部で大暴れされることを警戒したとか
前振り回だから、という事で焦点がクライマックスに寄った結果、そういった端々の書き込み不足が単純にエピソードとしての面白さを損ねてしまいましたよね。
 >仰るとおり次回も同じ脚本家なので心配になりますね。
次回、一山で香村さんなら、ああまあ今回は中継ぎだったので……と流しやすかったんですが、どうも疑心暗鬼になってしまっています。
◆KEYさん
 >基本的に警察側は良い人ではあるのですが職業柄あんな簡単に絆される訳ないし、それがつかさというのは今迄の描写からないとしか……。
当てはめた王道プロットの相性が悪かったですよね。プロフェッショナルとしての警察戦隊を重視する作風だけに、そこが噛み合わなかったのが厳しかったな、と。
 >圭一郎が静観は解るけどどちらかと言えば咲也の役所で先輩二人に心配されるほうがまだましと言った感じです。
確かに咲也ならまだ頷けますね(笑) 主導するギャグの許容範囲も広くなりますし、キャラ回ローテとの都合も相性悪かったな、と。
 >もしかしたら今回と次回でノエル回という括りかもしれないのでもう少し本音が見えるといいんですが……。
ノエルと圭一郎の衝突、というのはずっと種を蒔いていた要素なので、今回のフォローも多少は期待しつつ、圭一郎の正義が、ノエルの扉を多少なりともこじ開けてほしいですね。
◆五月サツキさん
 >いくら自首して情報提供を申し出てきたとはいえ、今まで様々な犯罪を犯してきたであろうギャングラー相手に司法取引が適用されていいのだろうかと。
その辺りのあやふやな部分をギャグ化しようとしたら、ギャグが世界観に勝てなかった感じでしたよねー。
 >警察をお人好しとして描いたのかもしれませんが、公の正義が肩入れするにしては理由も拍子抜けでした。
警察戦隊の私の甘さは甘さとして、公としての一線がぐちゃぐちゃになってしまったのが、納得しがたい話になってしまいましたよね。そこは今作としては崩してはいけない部分だったなと。
 >あらすじからして、次回が非常に心配です。警察が快盗にいいように利用されてしまうのだけは避けて欲しいです。
今回示された心理的な上下関係がそのまま反映されない事を祈りたいです……。
 >個人的に面白かったのは、今回出てきたコレクションがアバレン、デカレンマジレン、ゴーカイの変身アイテムだったことです。
見覚えがあるけどなんだっけ……と思っていたのですが、そういうモチーフ繋がりだったんですね(笑) コレクションは過去作ネタらしいですが、全部終わった後にでも、何が何にあたるのか、知りたいなーと思います。
 >ところで今回のギャングラーであるヨシー・ウラザー、浦沢義雄のもじり説を見かけました。脚本が大和屋さんであることを考えると、有り得そうですね。
見た目といい名前といいなにモチーフだろうと悩んでいたのですが、私もその説を見かけて、おお成る程、と(笑)
◆つるさん
 >今回は単純に疑問点が多く、出来のよくない話だったので、路線変更のあおり等ではないんじゃないかな…とは思うのですが、
 >次回も大和屋さんらしいのは少し不安ですね…
色々とタイミングが悪くて、不安先行になってしまっているのですが、無駄な心配だった、となってくれれば良いのですが……。
 >今回はギャグもシリアスもやろうとしてどっちも中途半端になった分、次回はシリアスでやりきってくれると願いたい所です
ギャグで入ってシリアスに切り替えて……というのも定番だけに、色々と手癖みたいなものが悪い方向に出た感じですが、次回うまく回ってほしいですね。
 >今回一番面白かったのは引きのカメラでパトカイザーの敗北とルパンレンジャーのリアクションを1カットで収めた最後のシーンだったりします(笑)
新カメラをどう使うか、で面白い一工夫でしたね。